ハイビジョンの規格

本来2つの規格がありいずれかに大別されるのだがそれは1080iと720pであるのだが 一般的には縦方向で走査線650本以上見えればハイビジョンを名乗れる

1080iとは横1920ピクセル、縦1080ピクセルのインターレーススキャン
720pは横1280ピクセル、縦720ピクセルのプログレッシブスキャンである。
本来はそうなのであるが 前述した理由で デジタル時代になって、720p(1280×720)でもXGA(1024×768)でもなハイビジョンテレビということになってしまいました。

NTSC圏とPAL圏ではSDTVとの互換性の問題から、フレームレートが違う方式へと分化している。さらにフィルムとの親和性を高めるための24pといったフォーマットもあり、実際にはかなり複雑だ。

 米国やヨーロッパでは、この1080iと720pが混在した状況にある。放送局や国によって方針が違うためだ。一方日本の放送においても、テレビ 朝日が720pを強力に推進していた時期があって、話し合いが物別れになれば国内でも方式が二分される可能性もあったのだが、今後の研究課題として 720pも残すということで合意し、最終的には1080iに統一された。
現在のハイビジョン対応と言われているテレビの解像度が、実は1920×1080ピクセルないということを知る必要がある。今回のパナソニックのように敢えて「フルHD」とうたわない限り、ほとんどのテレビでは1366×768のパネルを使っているのである。(此処で言う1920X1080は下記のAnalogを参照)

 この数値は、縦横比としては16:9に限りなく近いが、きちんと割り切れる数字ではない。また本物の1920×1080に比べると、縦横で約0.71倍になっている。つまり非フルHDパネルで見る映像は、本来の映像を0.71倍縮小したもの、ということになる。

 次に、縮小した画像を見ると何が問題か、というところになる。例えばデジカメなどの写真データを縮小するときのことを想像してもらえればおわかり かと思うが、縮小処理を行なう際には、かならず補完処理が入る。きっちり1/4とかの数値であればまた話は違うが、0.71倍というエラく中途半端な補完 を行なうわけだから、当然輪郭部や階調処理などは、ディザリングのお世話になることになる。

 主流であるHDCAMに絞って話を進めよう。この1440という数字がどこから出てきたかというと、縦を1080としたときに4:3で横の比率を 求めると、1440になるわけである。これは画角が4:3のSDフォーマットにダウンコンバートするときなどの回路上の便宜を計った、ある意味内部の勝手 な都合とも言える。

 このテープに記録された映像を、VTRからHD SDIで出力するときは、元の1920×1080に拡大している。従ってVTRは、いかにも1920×1080の映像をそのまま記録しているかように見えるのである。

analog

HDTV(High Definition Television)と呼ぶのが通常であり、特定の方式の名称が一般名詞化しているのは日本固有の事情である。

 走査線は現行のNTSC(通常のテレビ放送)の525本の倍以上となる1125本、ITU-R BT.601で定められている水平方向画素数がNTSCの720画素から1,920画素へ増え、画面のアスペクト比(縦横の比率)は従来方式の3対4から9対16へとワイドになり臨場感が増している。音声は2/4チャンネルのPCMとなり、信号帯域は現行の4.2MHzから20MHzとなり、約5倍の画像情報をもつ規格である。映画で使われる35mmフィルムの画質にほぼ相当する。

 当初はアナログの「MUSE」方式(2007年放送終了)を指していたが、現在ではハイビジョンと言えば2000年に開始されたBSデジタル放送で利用されている「デジタルハイビジョン」のことを指す場合が多い。大画面で高画質、高い臨場感という特性を持ったハイビジョンは、プラズマテレビや薄型テレビなど大型化が可能な次世代型テレビの普及を促進した。また、2004年にはソニーがハイビジョン撮影のできるビデオカメラを発売した。

 BSデジタル放送ではSDTV(従来同様の標準画質放送)とHDTV(高画質ハイビジョン放送)の両者が同一のチャンネルに時間帯を分けて共存できるが、後者のことをデジタルハイビジョン放送という。

 デジタルハイビジョン放送は1989年から開始されたハイビジョン放送をデジタル化した放送形式で、ハイビジョン放送と同様の音声、映像フォーマットを用いた上で、映像圧縮にMPEG-2 Video、音声圧縮MPEG-2 AAC(MPEG-2 Advanced Audio Coding)を用いている。

、BSデジタルではNHKとWOWOWがすでに1920×1080iのフルハイビジョン放送を行っており

BSデジタル放送 

地上デジタル放送は帯域の関係で1440×1080i

 放送衛星(BS)を使った、デジタル信号によるテレビやラジオの放送。視聴には専用チューナーとパラボラアンテナが必要で、2000年12月1日午前11時に本放送が始まった。

 従来の放送システムに比べ、高画質・高音質、多チャンネル、データ放送(双方向サービス)が可能などの特徴がある。通常のテレビやワイドテレビでも視聴可能だが、デジタルハイビジョン対応テレビを使えば、より高画質での視聴が可能になる。

 データ放送とは、テレビの電波に静止画や文字、レイアウト情報などのデジタルデータを載せて流すもので、受像機(テレビ)に内蔵された専用のソフトウェアによって再生される。

 これには独立型と連動型の2種類がある。独立型は、番組の内容とは関係なくニュースや天気予報が送られてくるサービスである。

 連動型は、今見ている番組に関連したデータが送られてくるサービスで、双方向性を活かして、視聴者が番組を見ながら買い物をしたり、クイズに回答したり、意見や要望を送ったりすることが可能である。視聴者からのデータの送信には電話回線を利用する。

 データの記述言語にはBMLが、また動画圧縮技術にはMPEG-2が採用されている。

 放送事業者としては、アナログBS放送で10年の実績を持つNHKのほか、TBS系のBS-i、フジテレビ系のBSフジ、朝日放送系列のBS朝日、日本テレビ系列のBS日本、テレビ東京系列のBSジャパンなどがある。