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Topics 6-4
2009年3月11日(水)〜16日(月) 東京 上野松坂屋
花材: 遠州松 (高さ1m35cm) 薔薇 7本
花器: 李朝白磁 (19 x 27cm 口径 14cm)
花席: 90 x 120 x 45cm 2次展出瓶
いけばな協会展
盛花は、小原流の創始者 ・小原雲心が明治後期に創案しました。
挿し位置を、「点」の集合の一本立ちから 「面」の範囲に広げました。
いけばな史に於ける画期的な挿法でした。
盤の器に盛るように活けることから、盛り花と呼ばれました。
創始者の100年前の《進取の気風》は現在も息づいています。
文人画の謎語画題 「不老長春」は、松と薔薇の取り合わせです。あなたの「不老」と「長春」を祈って生けました。
T.K 小原流
いけばな協会は昭和33年に設立されました。
1次展、2次展、3次展に於いて、62流派、714名が出品しました。
盛花 A.K 小原流
工藤和彦先生 小原流
M.K 小原流
第48回
塚口雲景 Tsukaguchi Unkei
不老長春
手直しをしていると、背後で
「不老長春」と読む男性の声が聞こえました。
「そのようにお祈りしています」
「ありがとうございます」
振り返ると、去っていく後ろ姿しかわかりません。
心にのこる会話でした。
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