ARARA - 21-19


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どる
雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索



翌日の2011年1月26日の夕方、メールが入っていた。
送信者はSS会館となっている。娘の副家元だ。
雲景の気持ちに沿うように努力をしている。今度こそ本物の謝罪をしてきたのだろう、と安堵した。
娘は40歳代半ばとはいえ、まだまだ若い。二代目の家元を継ぐ人物だ。
SS流は創流してから10年目という流派だ。流派が若いということは利点もある。
しがらみも少なく、将来への展望も築きやすい。着実に育ってほしいと願っていた

雲景が大切にしている言葉を、SS流に贈ろう。。
現役を退かれたいけばなのM先生から「解る人には伝えておきます」 とおっしゃられて贈られた
言葉がある。教育学を学んでいた若いときに、ドイツ人の先生から教えられたそうだ。

『社会は花籠である。寄りかかってはいけない。自分の脚で立っていなければいけない』

M先生の手や足やお姿は、指導をしている時は、花や花器と一体になっていた。花を生けている
お姿を含めてが、いけばなに見えた。いつも着物をおめしになっていらした。
「社会は花籠である・・・・・」 とは、いけばな人にとって、なんと含蓄の多いお言葉でしょう。
今こそ、そのときのM先生のお声が胸に強く響き渡る。
副家元ならきっと理解してくれるでしょう。

≪SS流よ! 他人の名前に寄りかかってはいけない。自分の脚でお立ちなさい≫

副家元からの回答を読んでいくにつれて、こめかみのあたりが冷たくなってきた。
血の気が頬に下がってくるのがわかった。読み進む一行一行の文字が、雲景の心を弾き飛ばして
いく。思いもよらない回答に身体までも硬直してきた。

SS流はなぜ横道にそれてしまったのだろう。問題を紐解くためにも、メールや回答文を引用させて
頂きますのでご了承ください。


  送信者:   SS会館
  宛先:    塚口雲景
  送信日時: 2011年1月26日
  件名:    Re:SS流ブログ編集

  塚口雲景様

  お問い合わせされた件について回答いたします。
  以下の内容は、ネット関連に詳しい方とも相談した結果に基づいてお話させていただきます。

  これまでの経緯
  2011年1月16日 塚口雲景様より、最初の問い合わせ。
         SS流のBlogページに 「塚口雲景」 の コメント が出ていて困るとのこと。

  1月17日 2009年3月18日のページのコメントの投稿者の名前欄に 「塚口雲景」 と
         書かれていることを確認致しました。該当コメントの投稿者名を変更しょうと
         しましたがgee の Blogシステムでは、変更できないことがわかりましたので、
         該当コメントを削除しました。

                                                                        続く(編集未完)
づく