ARARA - 21-2
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雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索
2011年1月17日。投稿の名前をニックネームに変更してほしいと、家元にメールした。
投稿者をニックネームに変更すれば、SS流の生徒のいけばな作品や、SS流の案内は、
「塚口雲景」に連携してヒットしなくなるだろう、と考えた。
家元は、ニックネームに変更できないと言う。サーバーのシステムだそうだ。
また、システムだ。
娘の副家元は、顔見知りであるのに電話口に出てこない。展覧会の帰りに三人で食事をした
事もあるのに、ブログの管理人が、電話に出ないのはおかしい。
「娘が投稿を削除しても良いかと訊いている」 と母親がいった。
ブログの仕様が解らない雲景は不本意ながら同意した。雲景は、SS流ではない。
母親の言葉によると、娘の管理人には、パソコンに熟練した知り合いがいるそうだ。
2・3回メールをその方と交信したと言う。
「一ヶ月ほどお待ち下さ〜い。『SS流さん、嫌われちゃったね!』 と言われちゃったわ」
母親が電話口で軽く言ったのが、気になった。
連携のもととなっている投稿を削除したのだから、次のクロールが経過すれば問題の2・3件は
消える筈だった。一ヶ月もかからないだろう。大様に構えていたのが甘かった。
日が進むにつれて、「塚口雲景」を検索すると、日に日にSS流の頁がヒットする数が増えてくる。
タイトルをクリックして頁を開くと、コメント覧は、ゼロであったり、見知らぬ方のローマ字の苗字
であったり、又は、ニックネームであったりする。
不思議なことが起こるものだ。歌舞伎役者が、舞台で早替わりするのを観ているようだ。
コメントがゼロの頁 ・ ・・・・・・・・・・・ タイトルでは、塚口雲景が投稿者になっている。
見知らぬ方のローマ字の苗字 ・・・ タイトルでは、塚口雲景が投稿者になっている。
ニックネームの投稿 ・・・・・・・・・・・ タイトルでは、塚口雲景が投稿者になっている。
このような技を駆使できるのであるから、ブログの管理人は、パソコンに相当長けているのだろう。
電話で応酬しても「何もしていません」 とか「サーバーのシステムです」 とか再び言い逃れをされ
たら、ブログを作成した経験もない雲景は、対応できない。
策略をはかった者が正直に応えないのは、世の常だ。
雲景がわかっている事は、「塚口雲景」の名前を勝手につかって、不正行為を犯してまで、
訪問者を自分の流派のブログに呼びこもうとする作為は、認めがたい宣伝活動や営業活動
に値する。
ブログの管理人は多分40歳代半ばでしょうから、若さのパワーにおいても敵わない。
こちらは高齢者ステージに立つ69歳だから、体力的にも負けそうだ。
知力の戦いには、体力の戦いも伴う。
困ったものだ。さてさて、どうしたら良いのでしょう。
一回だけ入れた名前に連携させているという事までは推察できるものの、その先がわからない。
相手方にどのように切り出したらよいのか、台詞の用意を持ち合わせていなかった。
サーバーに尋ねてみるのが近道かもしれない。
続く(編集未完)