ARARA - 21-6
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どる
雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索


毎月毎月の月に一度の研究会は、苦痛でしかなかった。媚びた花はいけたくない。
雲景は研究会から遠いていた。
日本のいけばなを、もう少し広い見識で捉えたい。流派の花だけでは一輪車だ。
『日本のいけばなは世界に誇る美術』 としてのエッセンスがある。
雲景の花のエッセンスは何処にあるのだろう。

花の一輪一輪は異なって「個」の美がある。人間の一人一人も、「個」 としての美がある。
同じ流派の花型でも、初代、2代、3代、4代、5代と、家元さんが替われば、かもし出す
表現のエッセンスは、異なった味わいがある。違っていいのだ。
航空会社を定年退職してからの雲景は、小学校で子供にいけばなを教えながら、雲景個人の
いけばなのエッセンスを捜し求めていた。

雲景が出会ったのは流派をこえた勉強会だった。
Y花道のS家元さんが、会場を提供していた。
主宰者は、R会のU家元さんだ。
講師にお招きする先生がたは、東京の他流派の家元さんや副家元さんであったり、個人の
名のある作家さんであったり、他流派のなかでも重鎮の活躍をされている先生ばかりだった。

雲景の流派は大きいけれども、本部は関西にあるから、その中のわずかな部分しか知らない。
こんなに開けた勉強会が、東京のいけばな界にあることを知って驚いた。

参加者はそれぞれに違う流派に籍をおく10人ぐらいのベテランぞろいだ。
フラワーデザインの方もいる。勉強会で貴重なことは、指導する講師の先生も、参加者も、
それぞれが背負う流派をはなれて、実験することにあった。
勉強会が終われば懇親会とづづいて、講師をまじえて、いけばなの話に盛りあがる。
帰りは終電車になることもしばしばだった。そのメンバーの一人にSS流の家元がいた。

主宰者のU家元さんは雲景よりも若いけれども 「流派と個人の問題ですね?」 と
初対面から雲景のこころの奥底を見通した。
流派のなかでは、技術が最も優れたK先生に流派のエッセンスを習い、実験道場では、
気兼ねなく雲景個人のエッセンスを模索していた。いけばなライフは快適だった。
「SS流の検索事件」 さえなければ・・・・・・・。

2011年1月20日。gee事務局から返事がきた。
   日頃ポータルサイトgeeをご利用いただき、誠にありがとうございます。

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   詳細を確認させていただきますので
   以下の項目をお知らせくださいますようお願いいたします。
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   1. 検索をされたのは、geeトップページ(http://www.g・・.ne.jp/)でよろしいでしょうか
    それとも、geeブログ内の「geeブログ検索」でしょうか
  2. 「ABCD」でコメントされたgeeブログのページのURL
  3. 「A」でコメントされたgeeブログのページのURL
    ================================================
  お手数ではございますが、宜しくお願いいたします。
  今後ともポータルサイトgeeをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。


                                続く(編集未完)
                                いけばな界とWeb界に、善き栄えあれ。
                                
「Web劇場」 解明のために、メールの引用をご容認下さい。
  
づく