ARARA - 21-95

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雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索



今晩は、来年度の連絡係り、会計、写真、イベント係りなどを決めるミーティングがある。
前日には連絡係からLABO通信が届いていた。

  今月のLABOは、明日9日(金)19:00からです。
  ミーティング後、20:00から忘年会となります。
  
  ○澤さんと○○○先生はミーティングは欠席で、遅くなりますが、忘年会からの出席と
  なりました。
  
  家元も忘年会に来てくださるそうです。(時間未定)


雲景が連絡係りのときは○澤さんが会計係りだった。運営に大きな乱れもなく楽しかった過去
と現状は、あまりに違いすぎる。悪夢ではないかと錯覚を起こしそうになるけれども、悪夢が
現実なのだ。

  「あなたには、勉強会を辞める選択肢がある」
  「そのとうり」

  「あなたが辞めても、誰も困らない」
  「そのとうり」

  「あなたが辞めれば、喜ぶ人がいる」
  「そのとうり」

  「あなたは、なぜ辞めない」
  「ひたすら待っている・・・いつか・・・きっと・・・。
  こどものいけばな教室のほうが純粋だ」


12月だというのに庭の乙女椿が一輪だけさいていた。
ほかの蕾をみるとまだ固い。
雲景の背のたけよりも高くのびた樹の枝には、青い実のような蕾がびっちりとついていた。
直径にしてまだ1cmから1.5cm位しかない。
蕾の先端ががゆるんで、わずかに白っぽくみえるものもある。
その中で満開に咲いている一輪の花は力強く、雲景に微笑みかけているように見えた。

雲景より花は、えらいな〜、といつも思う。
これから寒さを迎えるというのに、春になったら咲きそろう準備をすでにしている。
勤勉さにおいて、人間は植物にかなわない。
Web劇場を終演できないやるせない思いを抱えながら庭に出入りするたびに、乙女椿の蕾を
ながめた。丸い先が白色から微かにピンク色にかわる前兆をみせる蕾もでてきた。
春になるまでにWeb劇場が解決してほしい望みだけは深くなるものの、これから向かっていく
季節は冬なのだ。


                            続く(編集未完)
                            いけばな界とWeb界に、善き栄えあれ。
                            
Web劇場解明のために、メールの引用をご容認ください。
どる
づく