Gallery 7-11
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どる
花材:  八重茶碗蓮 未央柳 かるかや
花器: 扇面花器 (61 x 21.5 x 6cm)
蓮葉(はちすば)は 如是(かく)こそあるもの 意吉麻呂(おきまろ)が
家在物(いへなるもの)は 宇毛乃葉(うものは)にあらし
                        
万葉集 第16巻 3826  長意吉麿  
万葉集の花: 蓮(はちす)
現代名:     蓮(はす)  
山水にささやく
はちすは、蓮の古名です。
花托の形が、蜂の巣に似ているところから名づけられました。
「はちす」の「ち」を省略して「はす」になったようです。
花には、一重咲き・半八重咲き・八重咲きがあります。

蓮は、「悟りの世界の象徴」とされます。
池や沼の、泥の中から立ち上がり、雄雄しく風に揺れる大きな葉や、天に向かって咲く花の姿に、気高さがあります。
宇毛乃葉(うものは)は里芋の葉です。
づく
Ikebana Rinpa