Gallery 8-2
FLOWER COMMUNICATION
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花材: 晒し箒木 晒し山歯朶(サラシヤマシダ)
山歯朶は別名。正式には、
ウラジロ科・コシダ属の 《小羊歯》 《小歯朶》
花器: 竹ざる 石
写真提供: 大塚理司先生ブログより。
古流かたばみ会家元
いけばなLABO講師
2008年4月〜2009年3月
実験道場
いけばなLABO
空間の量
流派をこえたいけばなの実験道場。
本日の花材は白一色。晒し箒草と晒し山しだ。
背景の壁も白系統。白い線と、白い面を横目に、どうしましょう。
箒草を束ねたまま、ひたすら曲をつけること10分あまり。
何もひらめかない。
無心のまま置いてみた。 オヤ、イケルカナ。
花材に囲われた空間は、いけばなの素材に変貌する。
作品の外側にひろがる空間とは、明らかに異なる体積を持つようだ。
空間でありながら、重量のある物体に見えるから、おもしろい。
困りましたね。白い壁に白い花材。竹ざるを思いっきり手前に引き寄せた。
さすが「 リシノメ」先生。ブログ写真の背景を茶色にしていました。
カメラの角度はむずかしい。