Gallery 8-3

FLOWER COMMUNICATION
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どる
花材: 棕櫚 霞草 鶏頭
花器: 箕(み) 小鉢 
写真提供: 大塚理司先生ブログより。
       古流かたばみ会家元
        いけばなLABO講師
        2008年4月〜2009年3月
実験道場
いけばなLABO
流派を超えたいけばなの実験道場。
講師ブログより -  「テ-マは<明確な対比>。
棕櫚(シュロ)の葉 ・ 霞草(カスミソウ)という極端に違う花材、
ポイント用に鶏頭を用意した。
メインの二つの花材と器、これらを対比させながらどのように
まとめあげるかが今回の目的だ」

箕(み)のよこ線に対して、棕櫚の葉をたて線に扱うことで、
色彩もふくめて強い対比をこころみた。面の大きな棕櫚の葉が
落ち着かなかった。箕のかたちに合わせてトリミングしてみた。
実験の楽しみのひとつに、倉庫探検がある。
道場のとなりは花器置き場。リシノメ講師から、本日の花材とテーマを拝聴してから
倉庫に入る。棚に並んだ花器の種類はサマザマ。

探検をしながら歩きまわる。同人の眼球が上に下に、左右に真剣に動いている。
面白いことに花材は同じであるのに、誰一人として同じ花器を選ぶ仲間はいない。
棚の上段の片隅に目がとまった。手を伸ばしても届かない。

同人の背の高いMr.Sに助けを求める。
実験は、イザ、倉庫から・・。
明確な対比
づく