Gallery 7-13
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花材: 松 竹 梅
花器: 三つ足高台水盤 (27.7 x 27.7 x 11cm)
梅花(うめのはな) 開有(さける)が中に ふふめるは
戀(こひ)やこもれる 雪を待(まつ)とか
万葉集 第19巻 4283 茨田王(まむたのおほきみ) 生没年未詳
万葉集の花: 梅(うめ)
現代名: 白梅(しらうめ)
山水にささやく
梅はバラ科です。幹肌に特徴があります。
老梅の幹は、「鉄幹」と雅称されるように、厳冬のなかで
百花に先がけて花を咲かせる力強さがあります。
奈良時代の万葉人は白梅を愛でました。紅梅が日本に
伝来したのはその後の平安時代だそうです。