Gallery 7-14
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花材: 山椿
花器: 片山廉 作 備前焼 名和大垪和窯
河上(かはのべ)の 列々椿(つらつらつばき) 都良々々(つらつら)に
見れどもあかず 巨勢(こせ)の春野は
万葉集 第1巻 56 春日蔵首老(かすがのくらのおびとおゆ) 生没年未詳
万葉集の花: 椿(つばき)
現代名: 山椿(やまつばき)
山水にささやく
日本に自生する野性の椿は、ヤブツバキとユキツバキに
大きく分類されます。ヤブツバキ系の花は筒状に咲きますが、
ユキツバキ系は平らに開きます。
日本固有の花木であった椿は、ヨーロッパやアメリカに渡り、
改良されて2007年現在では世界に7,000種以上の
園芸品種があるそうです。