2003の山行報告
*扇  山 (2003.5.25) 
*奥多摩・大岳山 (2003.6.22)
*後立山連峰 その1 (2003.7.20〜23)
*後立山連峰 その2 (2003.8.11〜14)
*三峰川イワナ釣り (2003.12〜15)

扇 山 山 行 報 告

 予定の時間に山行開始駅の鳥沢駅に着く、比較的連絡がスムーズに行ったのだが千葉から2時間24分かかった。駅でタクシーを拾い、歩程1時間のところを15分で扇山登山口の梨の木平に着く。シーズンの土・日は朝一番のみバスが運行しているそうだが、9時発のバスには間に合わなかった。
 梨の木平には扇山管理委員会の管理棟やベンチ、トイレ、水道などがあった。登山届を受付箱に入れて歩き始める。日曜日でも登山者はちらほらで静かな山歩きのスタートです。杉やヒノキの植林が続き薄暗く見晴らしはない。始めは緩やかな登りが続いて、そのうちにつづら折れの急坂になり、山ノ神の水場の冷たい清水で一休み。

 山ノ神の水場の上の祠を過ぎる辺りからさらにジグザグ道を登っていくと植林帯を抜け出して新緑の雑木林に変わるころ見晴らしが開けて、今登ってきた方向を一望出来る。しかし残念ながら春霞で遠くの山並みはぼんやりとしか見えない。急登は大久保のコルまでで終わり、あとは東の尾根道を緩やかに登ってゆくと扇山の山頂です。東西に開けた山頂は広い原っぱのようです。登って来るときには数人しか合わなかったのに、沢山の人が憩っていた。山梨百名山の標識や山名標識があった。この場所から見える富士山の写真が大きく飾ってあったが、今日は薄い雲に覆われて秀麗富士の姿を見ることは出来ない。タクシーで1時間短縮できたので頂上で思う存分に大休止。風もなく穏やかな日和で心地よく、富士山を眺めることが出来たら言うことなしだったのに、少し残念に思う。

 下山は犬目方面への道を進む、尾根どおしに下り一方の道は三境まで、更に犬目の旧甲州街道に出るまで標高差638mを1時間20分かけて下る。車道歩きが長く大野貯水池迄が1時間5分、湖畔で40分休憩、そして最後の車道歩きが50分で四方津駅に着いた時には皆へとへとに疲れていた。四方津駅から立川行きの列車に乗り帰途に着く、皆元気で家路に向かった。 

   


奥 多 摩 ・ 大 岳 山

 梅雨時ながら雨に降られることなく予定通り実施。参加メンバーは前回の扇山と同じ顔ぶれで5名。数年前に馬頭刈尾根を歩いているので、今回は鋸尾根を計画した。手すりや鉄ハシゴを通って大岳山荘に着くと、展望台があってすばらしい眺めだ。山頂へは神社の横を通って急登すること20分。広くて眺めも格別だ。下山の鋸尾根へははじめ急坂を下るがすぐに歩きやすい尾根道となる。鋸山までは露岩の小突起があって岩場の通過に不慣れなメンバーだったので難渋した。時間がかかり、疲れも増したので、愛宕神社に着いた時林道に出たので、タクシーを呼び、奥多摩駅に出た。事故もなく楽しい山行でした。

 次回7月は、奥秩父の多摩川源流笠取山の水干探訪です。

 


後 立 山 連 峰 (その 1)

7/20  栂池自然囲までケーブルに乗り(夏休みに入り混んでいた乗るまで30分待ち)行動開始、天狗原の登りの途中から小雨が降り出したが、その後は降ったり止んだりの−日だった。白馬乗鞍岳の登りの半分は雪渓の登りで急斜面には、太いトラ綱が2本下げてあった。予定の時間に白馬大池の幕場にテントを設営し行動停止.

7/21 前夜は風と雨でテントが揺れ余り眠れなかったが予定より早く行動開始、小蓮華岳、三国境、白馬岳、杓子はトラパース、白馬鑓ケ岳、小雨と時折止む天候の中を歩き、予定の時間に天狗山荘に無事到着。(山荘手前500m位は雪渓の上を歩く)白馬連山は今が高山植物の花盛りでした。コマクサ、イワカガミ、チシマギキョウ、イワギキョウ、石楠花、チングルマ、コパイケソウ、キンコウカ、シナノキンパイ、ミヤマオダマキ、ミヤマダイコンソウ、ウルツプソウ、コケモモ等あとは私の知らない花が多数有りました。杓子岳のトラパースルートでは、3匹の小連れと4匹の子連れ雷鳥を見て、小雨の山行でしたが花は十分楽しめました。

7/22 朝早くから隣のテントの話し声で目が覚めた。如何やら、天気が回復し日の出が見られる様子です。テントから顔を出すと快晴の空に月が出ていて、土星と木星が輝いおり白馬村は雲海の下で、昨日登った白馬鑓ケ岳の全貌が目の前にそびえていた。早めの朝食を取り日の出を待つ、天狗山荘に泊まった24〜5人とテントに泊まった5人の待つ中、歓声と共にゆっくりと日が昇って来た。すばらしい眺めでした。快晴の中、早めに出発、天狗ノ頭、天狗の大下り、不帰キレツト、第1峰、不帰瞼、第2峰、第3峰、と今山行の最大の難所を無事通り唐松岳に11:32に到着。ゆっくりと八方を下り、駐車場に着き、白馬温泉第2の湯に浸かり山行の汗を洗い流し、岳貴の小屋に戻り早めに就寝。

7/23 昨夜は早く寝たお蔭で目が早く覚めた。テラスの手摺りのニス塗りと、浄化槽の修理をしてから帰るつもりだったが、朝から生憎の雨模様で小屋の整理して帰って来ました。久しぶりの山行で、筋肉痛ですが8月中旬の唐松岳〜針ノ木岳までの山行は晴れる事を楽しみに仕事に頑張ります。

 



後 立 山 連 峰 (その 2)

2003/8/11〜14 八方尾根〜五龍岳〜八峰キレット〜鹿島槍〜爺ケ岳〜種池山荘〜扇沢)

8/11 岳貴の小屋AM0:30着 小屋はカビ臭さはなく布団を用意してビールを飲んでから眠りに就いた。朝食をとり、小屋のテラスと乾燥室の床のニス塗りを行い山行に向かう。車を八方の駐車場に置き、ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ八方池山荘より歩き始める。前回Mさんと下山した道を今回は1人で歩き八方池までは登山者は多く見られたが唐松に向かう人は少なかった。当初の予定の時間に唐松山荘の幕場にテントを設営し行動停止。

8/12 夜半からの風と雨でテントが揺れ余り眠れなかったが予定より30分遅れて行動開始、大黒岳、白岳と小雨と時折止む天候の中を歩き、予定の時間に五竜山荘に無事到着。(暖かいお茶を購入クッキーを食べ一息入れてから五竜岳に向かう)五竜岳山頂AM11:00ピークは縦走路の西側1〜2分の所にあった。
生憎の雨模様の中、北尾根の頭、口の沢コルを通りPM3:00キレット小屋到着。濡れた衣服、寝袋、テント、フライ、雨具、靴等を乾燥室で乾かしノンビリと時間を過ごした。

8/13 前夜は7時に就寝したので早めに目が覚めた。時間は午前3時小屋からの窓から満月のお月様と、地球大接近の火星が見えた。今日はいい天気になりそうです。4時起床、自炊場でラーメンを作り朝食。パッキングをしていると宿泊者も大方起きて来て小屋の前から黒部谷の向こうに見える剣岳と立山に歓声を上げていた。昨日の雨の中の行動の後だけに皆さんの目が輝いているようです。
 AM5:30行動開始、鹿島槍北峰に向かっての登りです。八峰キレットからの登りは、鎖場と梯子の連続ですが、前回の山行の不帰の瞼に比べたらまだいい方かとの印象でした。AM700鹿島槍北峰、山頂の360度の展望を楽しみAM8:00南峰、冷池山荘、爺が岳を越え種池山荘のテント場にPM1:00着本日の行動停止。最高の天気の中で快適な後立山の尾根歩きを満喫した一日でした。

8/14 夜中よりの雨で今日は一日中雨の予報でした。予定では針ノ木小屋でテント泊だが色々と悩んだ末に出した結論は、扇沢に1日早く下り、白馬の温泉に浸かり汗を流した後のビールと決め下山。扇沢〜大町〜白馬〜第二の湯にはお昼前に浸かり湯上りのビールで山行を締め括った。
次回は、この続きを扇沢から種池山荘を計画します。早めに計画書を開示しますので、参加者募集 !!!!!



三 峰 川 イワナ 釣 り

2003/9/12〜15  三峰川イワナ釣り

9/13 三峰川林道駐車場AM2:40着 車の横にテントを張りビールで乾杯して寝袋に入る。朝早くから釣りの車が来るので、6時には起こされ朝食のおにぎりと、カップラーメンで食事を取りパッキングをして我々も行動を開始した。
マウンテンバイクに荷物を載せ林道を漕ぎ出す。ギア―のチェンジが調子が悪く間もなくキツイ登りとなり自転車を押して歩く事が多かった。それでも50分程度でいつもの幕場にAM8:00着。テントを設営焚き火の蒔き集め、釜戸作り等の段取りをして、2人で釣りを始める。川の様子は、例年と同様水量が
少なく釣りにくかったが、昼前までに5〜6匹釣上げ焚き火で塩焼きのイワナを焼きビールのつまみに下鼓をうった。(焚き火でじっくり焼いたイワナはおいしい!!)夕方再度釣り歩いた。釣果は2人で12匹型は20cmクラスで型揃いでした。夜は焚き火で一杯やり早めに就寝。

9/14 朝早く釣りに出る、イクラが柔らかく針持ちが悪いので、釣りにくかったが、新聞紙にイクラを1個ずつ広げ乾燥させたら針持ちが良くなり釣果が上がった。
天気も上々で昼には釣ったイワナを焼き焼酎のお湯割で一杯やりノンビリとした1日を過ごしました。

9/15 今日は朝の釣りをしないで早めにテントを撤収し、帰る事にした。AM8:00幕場を出発し20分で駐車場に到着。林道を下り帰路についた。
今回は2人だけの山行となったが、この時期の山は天気に恵まれると最高の山歩きと、少しのイワナが釣れればより楽しいキャンプとなります。正に、今回の山行はピッタシはまった山行でした。来年もこのシーズンにイワナ釣りを計画しますので、是非ご参加下さい。
PS) 三峰川近辺は熊が出るそうです。(入漁券を売りに来たおじさんの話)
前夜川向こうの川原にテントを張った2人は、一晩中焚き火をしていて度々爆竹を鳴らし、鈴と呼子を鳴らしてた。



2005〜2006山行報告


*大渚山山スキー行山行報告2005.3.20)
*平標山 山スキー行 山行報告 (2006.4.1) 
*南会津小野岳尾瀬(2006.9.23〜24)

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大渚山 山スキー行 山行報告   
 

 
2005.3.20

3/18(金) 会長宅をPM10:00に出発

3/19(土) 山荘AM3:00着 おでんを摘まみにビールで乾杯し、就寝。英さんの7:00のモーニングコールの電話で起こされた。食事の用意をしていたら英さんが到着、美味しい林檎の 差し入れがあり皆さんで戴いた。
 朝食後、鹿島槍スキー場で足慣らしをして楽しい一日を過ごしました。
 

3/20(日) 早めの朝食を取り、大渚山に向かう途中コンビニで行動食を各自購入し谷温泉の山田旅館の前に車を止め各自準備をして登り始める。 計画では、湯峠から登り小谷温泉に滑る予定だったが、栃の木山荘の周辺の駐車スペースが無く山田旅館の前に車を止め、熱湯から登って熱湯に下るコースを選択し登り始める。熱湯沢の右岸の尾根に取り付き前日に滑ったと思われるトレースを頼りに高度を稼ぐ。各自体力に合せ、あまり離れない様に登って行く。樹林の中で斜度もそこそこあり一気に汗をかいて、夕べのビールが抜けていった。
   


何回かの休憩の後、広い台地に到着、大渚山の東の大斜面が目の前に見え、雨飾山も手が届く様に見える絶好のロケーションである。ノンビリとした山行で、ゆっくり登っていたので大渚山山頂までとどかない時間となりそうなので、午後1時30分まで行動しその後下山と決め取り合えず山頂を目指す。頂上直下の大斜面の西側に取り付き登り始める。予定の時間の少し前に西のピークに到着、今回はここからの滑降と決め記念撮影をしシールを外し下りの準備をする。雪の状態は余り良くは無いが、コースの中で一番広い標高差250mの大斜面は斜度も有り申し分無かったが、腕が今一(技術が無い)敗退してアット言う間に下ってしまった。下部は樹林帯となり木の間隔が広く快適に滑り熱湯沢の右岸の尾根を滑り熱湯に戻った。熱湯の温泉に浸かり汗を流した。


3/21(月) 小屋で朝食を取り、健ちゃんは英さんの車に乗り長野から新幹線で帰り、会長と私達は午前中鹿島槍で滑り帰葉しました。
 
        ( 悟 記 )









平標山 山スキー行 山行報告                

山行日 平成18年 4月 1日(土)

3/31(金)
会長宅をPM9:30に出発

4/1(土)
湯沢の健康ランドAM0:30着 早々に寝床を確保し(幸)さんの差し入れを摘まみにビールで乾杯し、就寝。
AM6:00に起床、朝風呂に入り身支度をし登山口に向かう。途中のコンビニで朝食と行動食を購入後、登山口の本橋から別荘地の中の林道の取り付まで車で入り準備を行う。 山スキー組はシールを着け、ボードはスノーシュウを履きAM8:30歩き始める。
ヤカイ沢無木立バーン 今回滑った右の尾根の立ち木

林道をしばらく行くと、橋を渡り右岸に移りヤカイ沢の方に向かう。 夏道は林道を進むが今回は、前日に20〜30cmの積雪が有りトレースは、ヤカイ沢に向かう方しか無かった。
天気は朝から雲一つ無い晴天である。広いヤカイ沢を詰め下から見て右側の尾根の方の立ち木の中を登り平標山の稜線に出る。尾根に取り付いた頃から風が強くなり、稜線では横殴りの強風で、山頂まで行くのをあきらめ、滑り始める。(12:30) 登って来た尾根の立ち木の中を雪崩の心配も無く慎重に滑る。


昨日に降った雪が重たくて快適とは行かなかったが、天気に恵まれ楽しい山スキーでした。本橋登山口着PM2:30
南会津小野岳尾瀬(9月23日〜24日)
南会津・小野岳

*コースタイム
登山口 10:05 〜 10:25 水場 〜 10:45 休憩 10:55 〜 11:45 山頂 13:15 〜 14:07 登りの休憩地点 〜 14:20 水場 〜 登山口 14:35

                水 場

                とちの実

          

小野岳山頂

大内宿

大内宿から小野岳

尾瀬(沼山峠から尾瀬沼周遊)

*コースタイム
 8:40 沼山峠 〜 9:00 展望台 9:05 〜 9:17 大江川湿原 〜 9:50 長蔵小屋 10:00 〜 10:25 三平下 10:45 〜 11:45 沼尻 12:10 〜 12:55 長蔵小屋分岐 〜 13:32 展望台 〜 沼山峠 13:52