日本百名山個人山行登山・天城山(1,405m)

コース 三島宿舎−修善寺−天城高原ゴルフ場−万二郎岳−万三郎岳−修善寺−三島宿舎

メンバー  小倉(光)、高橋(英)

     4月初めに小倉さんより天城山へのお誘いの手紙を戴いた。以前から日本百名山だし行きたい山であったので、24日の日程に参加したいと連絡をした。天城山は伊豆半島の中央を東西に横切っている山脈を総称して呼んでおり、天城山系の最高峰が万三郎岳である。アマギシャクナゲや馬酔木が群生し、常緑樹のリョウブ、ヒメシャラ、ヤシャブ等の原生林に覆われている。

 平成22年4月24日(土)

 仕事を終え、9時に家を出発した。中央道の大月Jを経由して、東富士五湖道路を通って御殿場、三島市の宿舎に1時に着いた。・・・・前の晩の深酒により9時半に目覚めた。コースは4時間45分のため、今回の目的の天城山に向かった。このところ寒気が南下して不順な天候が続いていた。17日には長野市は桜が開花し、その上に雪が積もったりした。今日は新緑の中、晴れの行楽日和であった。小倉さんは天城山に3〜4回行っているようで、交通事情も明るく、修善寺経由で登山口に向かった。天城高原ゴルフ場脇の登山者用駐車場は車が一杯であった。万二郎岳は薄っすら雪が積もっていて、今朝降ったようである。

12時過ぎに登り始め、コースはゴルフ場脇を上って行った。目立たない白い花の馬酔木、サルスベリのようにツルツルした木肌のヒメシャラの木が茂っていた。1時間20分ぐらいで万次郎岳の頂上に着いた。天気はガスっているため、眺めは望まれなかった。天気が良ければ富士山も望まれるようだが、今日は残念ながら見えなかった。なだらかな尾根道伝いに万三郎岳へ向かった。途中石楠立(はなだて)と呼ばれる鞍部に着くとブナやヒメシャラ等の木が途中からボキボキ折れていた。海からの強風で折れたようである。自然の厳しさが伝わってくる。途中から雪が降り出してきた。万三郎岳の頂上に着く頃には5cm位積もってきた。春から一気に冬景色である。帰り道に雪が積もれば、スタットレスタイヤでないので降りられるか心配になってきた。トラバースに巻いた下り道を経由して5時過ぎに登山口に着いた。この辺りは標高が低いため雪がなく安心した。駐車場には車が2台ほどになり、みんな下山したようである。帰りは修善寺の日帰り温泉で汗を流して、三島の宿舎に向かった。広い宿舎ではお世話になりました。 万三郎頂上にて (記:高橋)