【 雑損控除の税務援助 】
− 2月11日 −
平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震
による新潟県の中越地方に住んでいる方々が、住宅や家財に多くの被害を受ました。
その地震による住宅や家財の損失に対して、平成16年分の所得税の確定申告の際に、所得控除である雑損控除の適用を受ける方の確定申告の税務援助として、本年は新潟県の税理士会の他支部に応援に行くことになりました。
新潟支部でも、通常の支部内の税務援助とは別に、他支部の会場へ応援部隊として各税理士が1日以上の税務援助を行いました。
応援先は、
長岡支部の長岡、
小千谷支部の小千谷、堀之内、川口町、
柏崎支部の柏崎、小国町、刈羽村
などです。
私と新潟支部の税理士3名の合計4名で、前日の夕方に新潟市を出発し柏崎市で前泊し
2月11日に小国町の小国町就業改善センターにて、税務援助を担当しました。
小国町の会場では、基本的に雑損控除の損失の金額等は、
税務署の担当者が納税者からの聞き取りをしてパソコンで計算し、
その損失額を基に私ら税理士が申告書の作成を援助し申告書を完成させるという方法でした。
小国町では、別の日には巻支部の税理士が援助を行っていたようです。
上記の画像は、11日の小国町就業改善センターの入り口です。
真ん中は、公衆電話ボックスです。
今回の被害地域はもともと雪深いところですが、この日の1週間前の2月2日は大雪が降っていました。
なお、今回の応援は関東信越税理士会の他県の税理士も参加されています。