【 新・新潟市! 】
平成17年 3月21日に、新潟市とその周辺の12市町村の合計13市町村が合併し、
新「新潟市」となりました。
合併市町村は、新潟市・豊栄市・新津市・白根市
亀田町・横越町・小須戸町・西川町
潟東村・月潟村・味方村・中之口村・岩室村 です。
人口約78万人(新潟県全人口の32%)・面積は649.14キロ平米となります。
平成17年10月には、もう1つ巻町が合併予定となっています。
この合併を機に、行政では本州日本海側初の「政令指定都市」を目指しています。
「汽笛一声新橋を・・・」で知られる「鐵道唱歌」の北陸編42番
もみじは新津 秋葉山
桜は亀田 通心寺
わするな手荷物傘鞄
はやここなるぞ沼垂は
に登場する地域は、すべて
新潟市となります。
この合併で税務面では、同じ新潟市内でも住所地によって、
新潟税務署・新津税務署・新発田税務署・巻税務署と現行では管轄が違ってきます。
このまま分割管理を続けていくのか、税務署の管理区分の変更(新設・統廃合)が行われるのか
といった議論がされていくことと思います。
現状の税理士会の地方支部の区分は、税務署の管轄区分に従っているため、
税務署の管轄区分変更は、税理士会の支部区分の変更にリンクすると思われます。
合併前の新潟市以外の市町村には、
事業所税の課税対象になることによる課税 (合併移行猶予措置あり)
合併前の合併対象市町村の2カ所以上の事業所がある場合
固定資産税の免税点の減少による増加 (新「新潟市」の1ヶ所分の免税点による計算)
などの、税負担の増加に対する対応も必要となってきます。