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−牛膓康則税理士事務所−
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HP版所長徒然草
【 大規模停電! 】

12月22日、新潟市など県内で日本海側を中心とした悪天候の影響により、大規模停電となりました。
報道によれば、新潟県全体の約4割にあたる約65万戸に及び停電となったとのこと。



 − 22日午後5時頃の事務所付近 −


















22日午前、車に乗って町中を走っていたのだが、信号が黄色点滅を始めたかと思ったら、パッと信号機の表示が消えたのが午前8時半前
(大きな交差点の信号機は機能を維持していたが、枝葉の信号機は機能していない状態)

雷でも落ちたのかなと思いつつ、すぐ回復するだろうと思っていたのだが・・・

昼になっても、夕方になっても、停電は回復せず。
幸い当事務所は夕方6時前には回復したのだが、報道によれば翌日23日まで停電していたところがあるとか。
こんな経験は、生まれて初めてのことである。

会計事務所も昨今では事務処理等がコンピュータ化され、電気がなければ仕事はできないという状況である。
これが、月末であった場合には、もう目も当てられない状況になっていたと思われる。

年末のほぼ1日停電になった事による、経済的損失も計りしれない物と思われる。



ふと「リスクマネージメント」という言葉が頭に浮かぶ。
「リスクマネージメント」というと保険と連想されることが多いが、
本来「リスクマネージメント(管理指導)」とは、リスク(予測との乖離)に対して如何に対処するか、
つまり、不測の事態による損害を極力避止する方法・手段を講じるかということである。
                   (その手段のひとつとして保険の活用が含まれています。)

懐中電灯や乾電池式のラジオがあるか、予備の乾電池はあるかなどは、
長期停電に関するリスクマネージメントのひとつと考えてよいと思います。
(乾電池式のラジカセはあっても、通常コンセントにつないでいるため、肝心の乾電池が入っていない事が多かったりします。)

今回は停電による電気がない状態だけですみましたが、電気だけがない状態でこんなだった事からすると、
1年前の中越地震などで幾日も電気のほかガス・水道といったライフライン全体が止まったときの被災者の受けた困難は想像を超える物だったと思われます。

「災害等は忘れたころにやってくる!」と考えさせられた1日でありました。