【 個人の確定申告 2006 】
3月も終わりに近づき、あと数日で4月の新年度となります。
個人の確定申告というと、
所得税・贈与税の確定申告期限の3月15日をもって終わっている様に思われていますが
個人消費税の確定申告期限は3月31日と、期限が残っています。
ただ、税理士事務所・会計事務所等では、
実務上、所得税の確定申告と同時に消費税の申告も同時に行い終了させ、
3月16日以降には、1月決算3月申告の法人税の申告の仕上げをしているのが実状です。
確定申告期間中、税理士会で確定申告の無料税務相談などが毎年行われています。
今年は、所属支部での集団申告会場で2回、地震被災に関する申告支援として支部間応援で1回、
その他、商工会への申告指導派遣として5回、税務相談・申告指導へ行ってきました。
例年の所得税の確定申告に比べ、
今年の特徴としては株式の譲渡所得の申告が目立っていたように思います。
昨年も株式の譲渡申告は多かった方なのですが、
申告内容は株式の譲渡損の繰越をするための手続きとしての申告が大半でした。
しかし、今年の申告は株式の譲渡益に対する申告と内容がだいぶ変わっています。
株式等も上場株式だけでなく、
先物取引やFX35といった外貨建て商品など様々な金融商品の申告も目立っていたそうです。
(他の税理士さんに聞いたのですが・・・)
本屋さんに行くと、株式関連の本やネットによる株取引の本のコーナーがかなり多く取られています。
昨今の株ブームの背景を示すものでしょうか?
ちなみに、今日3月28日は、
3月決算法人の株式の権利落ちの日(「配当基準日」3月31日の場合)でした。
− 権利付最終日は3月27日 −