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HP版所長徒然草
【 宝くじの当選金 】

 先週末は、totoBIGの繰越による当選金6億円の話題をニュースなどが取り上げていました。
また、ただ今、ドーリームジャンボも発売中です。


「宝くじに当たったら、税金はどうなるの?」と思う人もいるかもしれません。


− 宝くじの場合 −

宝くじに関する法律は、「当せん金付証票法」です。
この第13条に、「当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない」と規定されています。

− totoの場合 −

totoに関する法律は、「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」です。
この第16条に、「第十三条の払戻金については、所得税を課さない」と規定されています。

つまり、どちらも免税でなく、非課税扱いとなります。

また、換金時に、銀行から「非課税証明書」が交付されますので、当たった方は大切に・・・。



「宝くじ」と「toto」は、法律が違います。
また、監督官庁も、宝くじは「総務省」、totoは「文部科学省」です。



さて、先週末テレビを見ていたら、過去の宝くじの当選者のインタビューがありました。

当選金の使い途に、「両親に2千万円あげました。」の一言に???

両親にあげることは、親孝行でとてもすばらしいことだと思います。
しかし、あげる方法に、注意が必要です。

単純に、現金等で2千万円あげたのであれば、両親には「贈与税」という問題が出てきます。
2人に各1千万円あげたとすれば、「231万円×2」の贈与税が発生します。

                  親孝行するのにも、税務上の対策・計画をお忘れなく・・・



totoを、先週わたしも購入しましたが、見事にはずれておりました・・・!