平成16年6月1日から、電子申告が全国で運用開始されています。
国税庁のホームページの資料によると、
平成18年1月12日現在、電子申告を始めるために必要な「電子申告開始届書」提出数は、
累計で個人 71,401件、法人 55,516件の計126,917件とおおくはありませんが、
電子政府(e−Gov)構想の基に、国税庁は電子申告の普及に取り組んでいます。
また、インターネットバンキングなどを利用して申告後の納税についても電子納税が設けられています。
現在、電子申告・納税をすることによる直接的なメリットは、あまりありませんが、
紙の申告書、納付書ではなく、ボタン一つで電子申告、電子納税という時代に
着実に変化していくことになると思われます。
国税庁の「e−Tax」のホームページへ
簡単に今までの申告の流れを電子申告・納税にたとえると、以下のようになります。
紙の申告書 |
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電子申告ソフトのファイル |
印 鑑 |
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電子証明書(代表的なものは住基カード) |
朱 肉 |
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カードリーダーライター |
税務署へ提出・郵送 |
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インターネットからの送信 |
金融機関で納付 |
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インターネットバンキングによる納付 |
電子納税では、インターネットバンキングなどの手数料負担が課題となっているという話もありますが、
ある金融機関では電子納税の手数料の負担を減少もしくは無料(一定期間)のサービスをしている
所もあると聞いています。
( ※ 納付書による納税と同様に電子納税のための手数料はかかりません。)
TKC会計事務所では、
国税庁の仕様に基づき、電子申告をスムーズに行えるシステムが構築されています。
また、当事務所ではTKC会計事務所として、電子申告を推進していく方針でおります。