【 平成16年度分の電子申告の受付始まる! 】
平成16年6月1日から、電子申告が全国で運用開始されているのだが、税法改正等の関連で、平成16年4月決算法人の申告については、先日6月28日(月)が全国での実質の運用開始となりました。
午前中には、多少、国税庁のシステム上の送信トラブルが見られた様子であるが、午後には各地のTKC会員の税理士の方々が電子申告を無事終了したようである。
今後は、紙の申告書、納付書ではなく、ボタン一つで電子申告、電子納税という時代に着実に変化していくことになると思われます。
また、「税務署の受付印がある申告書の控」が、建設業における「経営事項審査(いわゆる「経審」)」や金融機関などの借入時の書類に現在必要とされているのであるが、これらも順次、電子申告に則したものになっていくと思われます。(現時点では、建設業において、上記の理由により、電子申告を見合わせている会社もあるそうです。)
− 電子申告の必需品 −
右写真は、電子申告の際に必要となる電子署名時に、電子証明書のカードを認識するICカードリーダーである。
また、下に、少し写っているカードが、税理士会が税理士に対して発行した税理士用の電子証明書です。
そして、一番大切なのが、電子証明書取得時に登録した「パスワード(暗証番号)」である。これを忘れたり、間違ったりしてしまうと、どうしようもなくなります。
個人一人においても、キャッシュカード、クレジットカード、インターネットの利用のためなど、世の中暗証番号が多くなっていて、どれがどれだかわからないという人も増えてきているそうな・・・
(「便利は、別の不便を生む。」)