植え付けから1・2年間の管理![]() |
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| 2008年末にゴルビーの栽培を断念し,代わりにロザリオビアンコとウインクの栽培にチャレンジします。このページでは,植え付けから1・2年目までの作業記録です。3年目以降の記事は後記の「作業日誌」に記載します。 | |||
| 右の写真のように,ビニール袋に包まれて注文していた苗が届き,植え付けるときの注意書きも同封されていました。それによると,根が乾燥気味なら半日ほど水に浸けてから植え付けると良いそうです。 (2008年12月14日) |
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| 直径80p,深さ20p程度の穴を掘り,長さ180p程度の支柱を立てます。根は長さ20〜30pに切り揃えます。根を水平に十分に広げて苗を置きます。このとき,接ぎ口が地表面より上になるように深さを調節します。(写真1) 元の地表面と同じ高さまで土を埋め戻し,接ぎ口が地表面より上になることを確認しましす。穂木部は5目残して切り取りました。園芸店では1m程度の長さで売られていますが,そのまま植え付けるのは良くないようです。(写真2) 穂木が見えなくなるまでさらに土をかぶせます。来春に新芽が出るまでこのままにしておき,その後に接ぎ口が露出するまで土を取り除きます。(写真3) |
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| 写真1 | 写真2 | 写真3 | ||
| ウインクが早々と出芽していました。幼木の出芽は,成木よりかなり早いようです。覆土を接ぎ口の少し上まで除去して写真のように泥はねを防止するためのマルチングをしました。新芽が20p〜30pまで伸びたら通常の地表面まで覆土を取り除きますが,それまでは接ぎ口が露出しないようにしておきます。また,新梢はしばらくは2本のままにしておき,30p程伸びたときに1本にする予定です。 雨よけがないときには,黒痘病予防のために前ページに記載した「植え付け初年度の雨よけ」を設置する必要があります。 ロザリオビアンコはコガネムシの幼虫が新芽を食害していたので,同じように穂木を露出させ残った芽が出芽するのを待つことにしました。 (2009年3月21日) |
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| ロザリオビアンコは,新芽をコガネムシの幼虫に食害されていたのですが,その後は順調に生育して新芽が40p程度に伸びました。接ぎ口まで覆土したままにしていると,穂木からも発根するので接ぎ口が完全に露出するまで覆土を除去しました。 (2009年4月22日) |
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| ロザリオビアンコは140p程度まで伸びましたので,主幹を二本に分岐させることにしました。 右の写真のように先端を下向きに曲げてやると伸長が抑制され,矢印の脇芽の伸長が促進されます。両方が同じ程度に伸びるまでこのようにしておくと,効率よく分岐できます。摘心して分岐するより効率的だと思います。尚,矢印以外の脇芽と全ての巻きひげは除去しています。 (2009年5月19日) |
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| 下の写真は約20日後のものです。脇芽の伸長が促進されて勢いが増しています。曲げている枝に「ねじれ」が生じる欠点があるようです。(2009年6月6日) 右の写真のように,脇芽がかなり伸びてきたので曲げていた枝を元に戻し,Y字型に誘引して主幹の分岐は完成です。 (2009年6月12日) |
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| 手前がロザリオビアンコ,奥がウインクです。右の枝はロザリオビアンコの枝が棚の端まで達したのでUターンさせたものです。コガネムシによる食害は受けたものの順調に伸長し,10月上旬には,根本から先端までの長さが8m程度になりました。冬に棚上での長さが1.5m程度のところで剪定する予定でしたのでその長さまでは脇芽をかぎ取り,その後は放置しましたので多数に枝分かれしております。当地は阿蘇火山灰土で耕土が深く水はけも良いためか,全く肥料は与えていないのにこのように良く成長するので,うまく棚に収めるのに苦労します。来年は少し棚を拡張すると共に,隣のバッファローのテリトリーを減らそうと思っています。 (2009年10月6日) |
| 数ある害虫の中で,ブドウトラカミキリの被害は最も深刻と思います(前ページに記載)。落葉期にスミチオン500倍液を散布する予定にしていたのですが,本年は他の趣味(木工)に没頭していて未だに散布できていません。 (2009年12月10日) スミチオン500倍液は1月中旬に散布しました。本来は,昨年秋に散布すべきでした。 (2010年2月1日) |
| 枝が棚面に達したところから1.5m弱の長さで切り落としました。前年に伸長した長さ(地面からの長さ)の半分程度を残したことになります。これから仕立て型(自然型またはH型)は今後検討して決めたいと思っています。なお,棚は上記の写真からは手前に1.7m程拡張しました。 (2010年1月15日) |
| 越冬病害虫の防除の為に石灰硫黄合剤7倍液を散布しました。効果の高い薬剤ですが,硫黄の臭いと白く着色するのが気になりますので,住宅地での散布は無理かもしれません。また,本来の散布の適期は発芽直前だと思います。 (2010年1月29日) |
| ウインクの新芽が写真のように順調に萌芽しました。竜宝やゴルビーよりも良く萌芽するようです。 葡萄は先端部ほど良く伸びて,根元に近くなるほど伸びは弱くなります。このままにしておくと,先端の芽は徒長し,元の方の芽の伸びは止まります。そこで,最先端の新芽をかぎ取ります。副芽が出ているならば,一緒にかぎ取ります。こうすることで,全体の伸びが均等になりやすくなります。 ロザリオビアンコはほとんど萌芽していません。 (2010年4月8日) |
| ロザリオビアンコはウインクより2週間程遅れて成長しています。ウインクはすでに30pほど伸長しています。 両品種共に花房が1/3程の新梢についていて,写真(ロザリオビアンコ)のように非常に貧弱です。本来の花房がつくようになるには数年かかるものと思います。なお,数日前にジマンダイセン(1000倍)とダントツ(3000倍)を散布しています。 (2010年4月24日) |
| 数日前から新梢の先端から数センチが萎れる被害が出始めました。ロザリオビアンコだけが被害を受けていて,今日は花穂も被害を受けています。ウィンクやバッファロー,竜宝には異常ありません。このようなことは過去20年間で初めてです。初めは,非常に小さい黒点が見られたのでカメムシかゾウムシの仕業かとも思っていました。 本日,クローズアップ写真を撮ってみました。左の写真のように黒い点から先が萎れています。今までは老眼のせいかよく判らなかったのですが,黒い糞みたいなものが出ていることを発見。この部分の内部から右の写真のように,長さ数ミリの虫が出てきました。おそらく,ブドウスカシバかとも思います。明朝にスミチオンを散布して対処します。 それにしても,今回は,葡萄の手入れにルーペが必要な年齢になったことを思い知らされる出来事でした。 (2010年5月12日) |
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| 手前はウインク,先がロザリオビアンコです。予想以上に旺盛に伸長し,現在2m程に伸びております。この土地には,10年間全く肥料や堆肥をは入れておりません。このように植物の生長が早い土壌ですので,一文字仕立てやH型などの短梢剪定は不向きなようです。 (2010年5月30日) |
| 隣の極早生種であるバッファローは既に袋かけが済んでおりますが,ウインク(左)とロザリオビアンコ(右)はやっと着果がはっきりした段階です。バッファローの袋がけ直前の消毒時に,ついでにこれらにもトリフミン・ベンレート・ダントツを散布しました。今後,両品種とも満開後15日後に粒の肥大を目的にジベレリン25ppmで処理します。 (2010年6月13日) |
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| ウインク,ロザリオビアンコ共に果粒の肥大は順調なようです(ウインクの果粒の最大は直径18mm,長さ29mm)。 しかし,果粒に小さい黒い斑点が多数見られるようになりました。おそらくスリップスの仕業と思います。もう少し早く袋をかければ良かったかな?と思います。 今日は久しぶりの晴天ですので,早朝にトリフミン・ベンレート・ダントツを散布して昼前に袋をかけました。バッファローの着色はかなり進んでおり,竜宝のとび玉はまだ見られません。 (2010年7月10日) |
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| ウインクが着色を始めました。写真のように着色を始めた粒とまだ青々とした粒が混在するのが,着色開始の正常な状態だと思います。全体的に薄く着色を始めるのは着果過多の証拠のようです。植え付け2年目で着果数が少ないので良い状態となっているようです。竜宝より晩熟と思っていたのですが,とび玉の出方からするとほぼ同じ収穫期となるようです。 ロザリオビアンコは白色ですので,とび玉は確認できていません。極早生品種のバッファローは収穫最盛期です。 (2010年8月7日) |
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| 先日から収穫を始めました。 ウインクの写真で最も大きい粒は長さ34mm,直径21mm,糖度22度です。カタログではもっと黒色になるようですが,この程度が見た目には綺麗だと思います(当地のような暖地ではこの程度の着色かもしれません)。食感も予想以上に満足できるものとなりました。 ロザリオビアンコの最も大きい粒は長さ29mm,直径24mm,糖度19度です。ウインクより糖度は低いのですが,酸味が少ないからかより甘く感じます。幼果期に虫に傷付けられた跡が黒く残っています。 両品種とも欧州系二倍体(?)ですが,病気には強いようです。皮ごと食べるのに,初めのうちは皮が気になりますが,食べ進めるうちに気にならなくなりました。種も少なくほとんど気になりません。両品種とも樹勢が強いことが問題と思われます。 (2010年9月14日) |
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| 収穫初年度としては大満足しています。来年は隣のバッファローのテリトリーを減らし,この品種の収穫拡大を図りたいと思います。3年目以降の記事は後記の「作業日誌」に記載します。 (2010年10月1日) |
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