ある交流の集いに参加するために、深夜の高速バスに乗って、大阪に行った。 近くまで行ったら、時間があったので、喫茶店に入って時間をつぶすことにした。 数分たったときに、入り口付近で、入ってきた人が倒れた。 その女性が「トイレはどこ?」 10分くらいたったと思う頃、ぼくはトイレは・・・と聞いた。 男性の店員さんが「今、使われていますので・・・」」 少し待っていると、先ほどの女性がトイレから出てきて「なんぼ?」と聞いた。 男性の店員さんが、「もごもごと何か小さな声で言ったような気がした。 そしたら、女性が急に大きな声で「お前には言ってない。なんぼ!」と騒ぎ出した。 違う店員さんが「ここで飲食されていませんので、いただけません」と答えた。 そしたら、「どして!?」と大きな声。 この会話が数回続いて、なんか不謹慎だけど面白くて、トイレに行くのを忘れちゃった。 喫茶店の中は、シーンとして、みんな楽しんでいるようだった。 もともと会話になってないんだけど、今度は女性が「じゃぁ、アイスココアをちょうだい」 店員さん「しばらくお待ちください」 女性「待てませーん!」 何がなにやらわからないけど、完全にトイレを忘れちゃってた 忘れ物は、それだけじゃなくて、喫茶店に入る前にも忘れ物をしてた。 それは、お気に入りの革の小銭入れ! 数年前に、パソボラに行った先でいただいた、名前入りのもので、コインが4種類に分けて入れることができるものだった。 地下鉄の券売機の点字を必死になって読んでいたせいか、深夜バスであまり眠れなかったせいか、大阪に来てウキウキしてたせいか・・・ 中身は小銭だから、たいしたことないけど、ブルーな1日で、忘れ物が多い1日だった。 あんな便利なものがなくなっちゃうと、ほんっと不便で、不便で! |