食い逃げ?



何度か行ったことのある喫茶店!
モーニングを頼んで、待っていると、ウエイトレスさんがコーヒーは正面に置きます」
「モーニングは、左から、トーストで、その隣には・・・」と完璧に近い説明をしてもらえた。
すっごく良い気持ちになって、モーニングを平らげた。
そして、お店を出ようとしたら、ママさんらしき人が入り口には3段の階段があるからと、白杖を持った腕をしっかりと握り締めて、出口に向かった。
あれれ?まだ、精算をしてないなぁ?と思っていたが、ママさんらしき人は、出口に向かって、まっしぐら・・・
出口のドアを開けてもらったところで、「あのぉ、まだ、お金を払ってないんですけど・・・」
ちょうどのお金だったので、そのドアの前で、ちゃんと精算は終わったけど、あのママさんらしき人は、階段があまりに頭にあって、滑って転んだり、足を踏み外して、怪我をしないようにと、そのことばかりがあったように思う。
でも、なんか嬉しいようなそんな時間をもらえたように思う。


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