は り

01.03.17

[2 月]

 地平鍼と普通鍼を交互に練習しました。
 地平鍼では、皮膚を切るのをなるべく浅くすることに注意をしています。
 また、押し手に力が入らないようにもしています。
 はりを操作しているのを、感邪さんにわからないようにしたいのですが、うまくいきません。
 普通鍼では、鍼体の半分くらい刺入したところで、「ひびき」を起こしたいのですが、雀啄をしないといけないときもあります。
 頭の中では理解しているのですが、うまくいかないものです。

[1 月]

 今月は、地平鍼を習いました。
 撚鍼を皮下までした後で、横に倒し皮下の部分を、旋撚で刺入する方法です。
 旋撚では刺入できなくて、時間がかかりますし、少し斜めになってしまいます。

[12月]

 はりの練習を、下腿・腰部そして肩上部としてきました。
 そして今度は、頸部・頭部になりました。
 天柱とか風池とかから、反対側の眼に向かって、はりを打ちます。
 2〜3cmも入ってしまうし、なんともいえない響きがあります。
 それから、今ごろになって、押し手がうまくいきません。
 母指と示指が少しずれて安定しません。
 押し手の圧には、十分に気をつけていて、うまくいっていると思うのですが、今度は指先に注意をはらっていこうと思います。

[11月]

 今月は、撚鍼法。
 鍼管を使わないで、刺入する方法です。
 硬結や取穴したところに、ピンポイントに刺入できます。
 しかし、これがむずかしいのです。
 少しでも皮膚から鍼が浮いていると、切皮痛があります。
 そして、切皮はそんなに大変ではないのですが、なかなか鍼が入っていきません。
 こんなとき、ステンレス鍼ならなぁ〜と、思います。
 それから、押し手にゴムの指サックをすることになりました。
 サイズがL・Mしかありません。
 手の小さなぼくには、ピッタリこなくて、あまってしまいます。
 先日は、ゴムの指サックを通して先生に、刺入してしまいました。
 妙に痛いといわれて、押し手を話してみろといわれ、どけるとなんと鍼もいっしょに取れてしまいました。
 鍼管が皮膚にしっかりついていることを、確認しないといけないと思いました。
 それとやっぱり押し手をしっかりすることと、力を抜くことに、注意しようと思います。

[10 月]

 2学期になって、たくさんの術式を習いました。
 いままでの術式をまとめてみました。

≪刺鍼中の手技≫

1.単刺術
 鍼を目的の深さまで、刺入すること。

2.雀啄術
 一定の深さまで刺入した鍼のリューズを持って、鍼を上下運動する術。

3.旋撚術
 鍼を左右に回しながら刺入すること。
 鍼を目的の深さまで刺入したら、鍼を左右に回転させる方法。

4.置鍼術
 鍼を目的の深さで、留置すること。

5. 回旋術
 鍼を壱価移転して刺入し、逆回転で抜くこと。

6.間歇術
 鍼を目的の深さまで刺入し、しばらく留置したあと、少し抜き上げて留置する。
 しばらくし、再び最初の深さまで刺入し、留置する。
 これを反復する手技である。

7.屋漏術
 刺鍼目的の深さを3等分して、1/3刺入し留置(雀啄)さらに、1/3刺入して留置(雀啄)する。
そして、残り1/3を刺入し留置(雀啄)する術式である。
抜鍼のときも、1/3ずつ抜きあげては留置(雀啄)する方法で抜鍼する。

8.振せん術
 鍼を目的の深さまで刺入し、刺し手で竜頭に振せんをかけて、鍼体にその古江を伝える術式である。

9.摩擦術
  鍼を目的の深さまで刺入し、リューズまたは鍼体を刺し手で、摩擦する方法。

10.鍼尖転移法
 切皮して鍼尖を皮下にとめた状態で、リューズを刺し手で持ち、押し手で刺鍼部の皮膚を上下左右輪状に滑らかに動かして、皮下に掻破様刺激をお与える術である。

11.管散術
鍼を用いずに、鍼管のみ皮膚上にあてて、その上端を刺し手で軽く叩打し、刺激を与える術である

12.細指術
 切皮しまくる

13.乱鍼術
 鍼を目的の深さまで刺入し、次で皮下まで抜きあげ、再度速やかに刺入し、あるいはひねる等、数種の手技を混合して行う術である。

14.随鍼術
 患者と術者が安静に呼吸をともにし、呼吸を合わせて行う手技である。
 呼息時に鍼を刺入し、吸息時には刺入をとめ、これを繰り返しながら、目的の深さまで刺入したら、抜鍼する。
 抜鍼のときも、呼吸に合わせる。
 吸息時に抜き、呼息時にはとめる。

15.軽打術(示指打法)
 鍼を目的の深さまで刺入してから、再び鍼管をかぶせ、その上端を刺し手の示指で数十回、叩打する。

16.副刺激術
 刺入した鍼の周囲の皮膚面に、鍼管または指頭で圧迫・叩打・振せんなどを行い、刺激を与える場合や抜鍼しにくいときに行う。

17.内調術
 刺入をした鍼のリューズまたは鍼体を 押し手の母指と示指で軽く保持し、刺し手に鍼管を持って、リュ−ズを叩打し、振動を与えるものである。

[9 月]

 肩上部への練習に入りました。
 ここでは、肺気胸に注意しないといけないと、先輩から教わっていたので、クラスメートに刺鍼するのが怖くて。
 鍼体の半分までなら、大丈夫とはいわれても、3分の1くらいでドキドキしました。
 2学期になってから、経概の授業も進み、経穴を意識しながらはりの練習をするようになりました。
 それから、術式もたくさん習ったので、来月にはまとめようと思います。

[7 月]

 ぼくの右の腰に変なものがいるんです。
 場所は浅くて、1cmぐらいのところ。
 そこにはりがあたると、足の親指まで電気が走るんです。
 そして、はりの周りの筋肉が、緊張してはりを大きく曲げてしまいます。
 クラスメートも怖がって、そこは誰もはりを打たなくなってしまいました。
 もちろんすっごく痛いんです。

 屋漏と言う手技を習いました。
 目的の深さを決めて、1/3の深さで留置し、2/3の深さで留置、そして目的の深さで留置する。
 抜くときはその逆をする。
 また、留置の変わりに、雀啄をしても良い。

[6 月]

 雀啄に続いて、旋撚術・置鍼を教わり、クラスメートや先生の腰に、悪戦苦闘。
 旋撚術・・・左右均等にねじりながら、刺入すること。
 置鍼・・・目的の深さまで入れたら、5秒程度留置し、少し抜いてからまた留置、そして元の深さに戻って、また留置をすること。
 腰の脊柱起立筋を雀啄旋撚すると、なんとも言えない心地よさ。
 腰がぽかぽか暖かいんですよ。
 最初の恐怖感も取れたけど、切皮波なかなかうまくいきません。

[5 月]

 先生に、「切皮は痛くないね」と言われ、「えっ、痛くないですか? 自分の足では痛いんですけど・・・。」と言うと、「いたいのはいたいよ、はりを打ってるんだから・・・今の段階ではあまり痛くないということだよ」とのこと・・・?
 どの変が痛くないのか、探してはいるのですが、いたいんですよ〜
 今月から、雀啄といって半分ぐらいはりを入れてから、少し抜いてはまた入れる。
 これがけっこう響くんですよ。
 耐えられなくなるときもあるんです。

[4 月]

 いままで、はり治療をしたことはありませんでした。
 すこく怖いってイメージがありました。
 それなのにいきなり、自分の足に自分ではりを打つんです。
 切皮といって、5mmぐらい入れるのですが、まずはこれが痛いんです。
 そのあと、刺入といって5cmぐらいも入れてしまうんです。
 このときうまくやんないと、ものすごく痛いんです。
 1時間の授業で、6〜10回もはりを、打ったり抜いたり、切皮も刺入もいたいし、はりは曲がるし、なかなかうまくいきません。
 右足がはれています。
 はりを打つ前とあとの揉uが大切なことと、満月の微妙な力かげんが大切なことがわかりました。

ジタバタ