1500m



今年も、体力テストの季節。
 去年はすべて歩いた1500m走だけど、今年は先生に手引きをしてもらうことになり、走ることになった。
 どこを走っているかもわからず、200mトラックをグルグル。
 3周くらいしたと思えるあたりで、息が上がってきたのを感じた先生は、「このへんが一番辛いのよ、ここを過ぎると楽になる」  こんなこと言われたら、歩くわけにもいかず、それでも、いつ歩こうか? って、頭の中は歩くときのタイミングばかり・・・。
 そしたら、頭の中をのぞかれたように、「息が整ってきたね、楽になったでしょう? 後1周半」。
 結局、最後まで走りきったんだけど、ゴールした時のタイムを聞く余裕もなかった。
 1日たつと、足が痛くて痛くて、ぼくもまだ若いのかな?



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