「点字投票」



 町長選挙の不在者投票に行きました。
 3人の係員がいて、テキパキと対応していましたが、不在者投票に来られる方が多いのにビックリしました。
 ぼくの前に3人の人が待っていました。
 投票用紙に、初めて点字で書こうと思いました。
 ぼくの住んでいる町は、人口18,000人くらいの小さな町です。
 この中に、点字を使用して投票する人が何人くらいいるのかな? って、考えました。
 町の視覚障害者で、点字を使用するのはそんなにいません、ぼくの知っている限りでは。
 係りの人に、「点字で投票したいのですが・・・」と、言いました。
 点字用紙は置いてあったようなのですが、点字を書くものがないようで、「上に取りにいってきます」
 そして、少しの間待ってから手渡されたものは、定規と点筆だけでした。 
 そして、困ったのは、線が引いてあるらしく「ここに書いてください」
 しかたがないから、「もっと下ですか? ちょうど良いところに来たら、教えてください」
 定規だけでなく、点じ板も用意してあって、セットしたところにかけるようになっていたら、いいのにと思いました。
 でも、点字の人が少ないから仕方がないのかな?


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