電車が遅れていたせいか、雨が降っていたせいか、ホームにいつもより多くの人が集まっていました。 入り口のそばにいたぼくのすぐ横をサァーっと風が通り抜けたように、、後ろのほうにいた人が乗り込んじゃいました。 なんかいやだなぁと思いながら、電車に乗り込んで座ることができました。 どんどん人が乗り込んできて、立っている人も多くなってきたときに、大きな声で「年寄りなんだから、座らせてやぁ」って、じたんだ踏んで騒いでいる人がいました。 2〜3度聞こえたように思えたのですが、目の前の人たちは何を言っているのやら、、よく聞き取れない感じだったのか、呆然としてました。 少し離れたところにいた人が、見かねて席を譲りました。 年寄りだから、席を譲ってもらうのが当たり前と思っているのだろうか? 障害者だから、助けてもらって当たり前なんだろうか? 当たり前だと思っているんだったら、大きな間違いだと思うんだけど・・・ 助けられたり、助けたり! 大きな声で叫んでいたし、じだんだ踏むくらい足は弱っていなかったと思う。 絶対できないことは助けてもらう。 でも、できることは自分でやる。 弱者を武器にしているみたいで、ものすごくいやぁーな電車に乗っちゃったなぁって、感じでした。 ぼくも眼が見えないことで、当たり前と思って、いろんなことをしないようにしようと思ったし、周りの視線や空気が感じれるようにしたいと思いました。 やっぱ、雨の日はなんかブルーですね。 |