○終わり良ければ・・・その2○



 2002年早々に、五十肩が痛くなりました。
 地元の治療院に、はり・あんま治療をしてもらおうと電話をしたんだけど、5つの治療院とも「予約でいっぱいです」。
 そんなに患者さんがいるのかな?
 それとも、お正月だから、そんなに患者さんを取らないのかな?
 肩が痛いのと、どんな治療をしてもらえるのか?
 痛みを少しでも取ってもらいたい気持ちと、技を盗めたらとの思いで、断られた治療院に、さも初めての顔をして、「こんにちは、やってますか?」。
 「予約でいっぱいなんです。でも、近くのA治療院に行ってみたら・・・」。
 電話をしたところではなかったので、雪道の中をウロウロ。
 近くまでは行っているはずなんだけど、場所がわからなくて困っていたら、「どこに行くんですか?」。
 A治療院の名を言うと、「わからないけど探してみますから、そのままそこにいてください」。
 それでもわからなかったみたいで、他の人にまで聞いてもらえて、その上、その治療院に連れて行ってもらいました。
 ここも予約でいっぱいだったんだけど、その会話が終わるまで待っていて、ぼくのわかる場所まで一緒に歩いてもらえました。
 整形外科にでも行こうと思っていたら、友人が「近くに新しい治療院の看板を見たよ」。
 ダメ元と思って行ってみると、「良いですよ」と、こころよく治療してもらえたのですが。なんとカイロでした。
 違った意味での技も体験できたし、肩も軽くなったような気がします。
 散々な1日の始まりだったけど、他の治療院を紹介してもらったり、やさしく探してもらったり、する辺りから、運気は上昇。
 良い1日だったような気がします。


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