○油断大敵○



バス停に向かって、少々早足だけど、線ブロックの上を颯爽と歩いてた。
いきなりガーンと左おでこに衝撃が走って、首がうしろにガクってなった。
あまりの痛みで、広いおでこと首を交互に、押さえてた。
小さな声で、「大丈夫ですか?」の声が聞こえたけど、何がどうなったのやら・・・
何分か過ぎて、わかったことだけど、乗用車のハッチバックのドアが開いていたらしく、そこに思いっきりぶつかったらしい。
線ブロックの上だといっても、あまり歩いていない道は、油断しちゃいけないなぁって、思っていた翌日は、左おでこにたんこぶができて、首に少々違和感があった。
そして、慣れてる駅のホームで、首をもみもみしながら歩いてたら、今度は顔面に衝撃が!
次の瞬間、ぶつかった鉄柱にもたれかかって、左顔面を押さえてた。
いつも使っている駅なのに、こんなとこに鉄柱があるなんて・・・
唇が切れて、血らしきものも出てるし、左半分があったかい。
いくらなんでも、なんでこんなにぶつかっちゃうんだろうか?
左の顔がはれて人相まで違ってるらしい・・・
慣れてるとこだという油断で、白杖を前に出していただけだった。
首の違和感もなくなり、顔も少しずつ元に戻ってきてるけど、慣っれって、怖いなぁというのが実感!
それから、線ブロックだからとか、ここならとか、絶対ってこともないんだなぁ。
白杖もまっすぐな新しいものに代えたのに、歩行の基本ができていないようだ。
4年前に生活訓練で習った白杖をつかった歩行の仕方をもう一度、体に思い出してもらわないと・・・
そして、集中! そして、油断大敵!!


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