第７回役員会の報告
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皆さん、お元気でしょうか。新型コロナウイルス感染が、３年目になりました。でもまだ収まっていません。先日の役員会で、次年度の 計画を審議しましたが、当面ウイズコロナの生活の生活が続くとのことで、意見が一致しました。 次年度は、今まで通りの活動方針で計画する事に致しました。細部は総会の案内でお知らせいたします。 会員交流会
令和４年３月２０日に行いました。会員交流会の様子をお知らせいたします。新しい雪が１０センチくらい積もる、春の嵐の中に集まり 交流会を行いました。参加者は会員１０名、苫小牧市の保健師さん１名の１１名でした。 ソーシャルデスタンスを確保するため、長机６個を輪に並べて参加者同士の距離を保つ配置にしてかつ、換気を行い、手指の消毒をして、 お話しするときは、マスクを掛けたままで行いました。 |
会員交流会交流会に集まって、思い思いにお話しをする皆さん
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交流会の中で記憶に残ったこと Ａさんのお話 ２０歳で潰瘍性大腸炎を発病して２７年目です、３０年を過ぎると大腸癌になり易くなると言われているので、気を付けています。大腸カ メラをする前に、下剤を飲むのですが、下剤も進歩していて昔から見ると飲みやすくなった話で盛り上がりました。下剤の味は、ポカリス エットのような味などと進歩していますが、ビールのように飲み易い物は、まだ無いようです。 Ｂさんのお話し 奥様の病状は、以前と変わらないので、今日は自分の話をするとの前置きで、話し始めました。自分が６０歳前頃のこと、王子病院が新し くなり設備も新しくなったとのことで冷やかしに、胃の内視鏡検査を受けてみたら、胃がんが見つかり、胃を全摘しました。現在は酒も飲 めるし、特別悪い所もないとのことです。現在８４歳とのことです。ヨカッタですね。王子病院では、胃カメラ検査をする時には、患者も マスク着用するとの話です。 Ｃさんのお話 病気になってから３５年目。北大病院に入院、多発性筋炎との診断、身体を動かすと痛い、トイレで屈むと痛くて立ち上がれないほどでし た。上手くいったら半年、そうでなければ、何年かかるかわからないと言われた。入院中は大変でしたが、患者同士で誕生会など、色々と 楽しい事もやった。プレドニンを処方されてから体調は良くなったが、顔がふくれ人相が変わって、友達が来ても、解らないこともあっ た。退院後職場復帰も出来、定年まで仕事をしました。今の所、再発もなく元気に過ごしています。今は死ぬまで生きようと思っています。 Ⅾさんのお話 原発性胆汁性胆管炎と診断されて、受給者証を貰っています。毎年検査を受けています。完全に治すには、肝臓移植しか無いのですが、６ ５歳までしか受けることが出来ないと言われています。後は、病気と上手く付き合うしか、ない様です。お医者さんもよく解らないようで す。 Ｅさんのお話 現在夫が、パーキンソン病で東病院に入院中です。新型コロナウイルス感染防止のため、面会できない状態です。ワクチン接種をしていた が、コロナに罹り高熱が出たが治癒しました。入院代を払ったときに解ったのですが、コロナに罹り入院していたときの、治療費は無料で した。国が払ってくれたのでした。 Ｆさんのお話 夫が札幌市の北祐会病院に入院中です。認知機能・身体機能が落ちてきて、現在のままでは、私では面倒を見られない状態です。薬の開発 が進まないのは国の開発費が足りないのではと思っています。 会長さんのお話 ３５年間病気と付き合っています。５年前から軽快者となったが加齢と共に別の病気が出てきました。 事務局さんのお話 妻がシャイドレガー症候群を発病してから２２年です。だんだん症状が進む妻を看ながら、色々事例を調べたり、医師に聞いたりしながら 不案な日々を過ごしました。そんな中、ハスカップの会に入会して会員のＧさんから、同じ病気の夫を介護した経験から的確なアドバイス 頂き非常に心強くなった事を鮮明に記憶しています。そんな中介護の勉強のため、介護教室に通いヘルパーの資格を取りました。この技術 は介護をする上で非常に役に立ちました。 保健師さんのお話 この会に参加して皆さんのお話を聞き非常に参考になりました。 今年は新型コロナ感染防止関連の仕事をしておりました。次年度は別の保健師が担当になると思いますが、よろしくお願いいたします。ハ スカップの会に参加させていただき、有り難うございました。 医療講演会の報告 （後半）
令和３年１１月３日（土）に行われた医療講演会の後半を掲載します。講師は、苫小牧市健康こども部健康支援課主幹です。 テーマは「新型コロナ感染症になりづらい身体づくり」 身体の免疫機能が上がれば病気になりづらくなります。 免疫は自然免疫・生まれつき身体に備わっている仕組みと獲得免疫・異物に応じた攻撃方法を身体が記憶する後天的な仕組みです。はしか や風疹などワクチン接種もこれになります。 身体の免疫システムはマクロフアージとNK細胞からなります。マクロフアージは、体内の組織や臓器、血液中のあらゆる部分に存在する免 疫細胞で、病原菌やウイルスなどの異物を食べて掃除をします。ＮＫ（ナチュラルキラー）細胞は常に体中を巡回して病原菌やウイルスに 感染した細胞を見つけて攻撃します。 |
講演する主幹
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自然免疫を強くする方法 １）バランスの良い食生活をする |
| タンパク質 | お肉、魚、卵 |
|---|---|
| ビタミンＡ・Ｃ・Ｅ | チーズ、緑黄色野菜、かぼちゃ、アボガド、柑橘類、ナッツ類など |
| ビタミンＢ | 卵、納豆、乳製品、レバーなど |
| 水溶性食物繊維を多く含む食品 | キャベツ、大根などの野菜類、芋類、海藻類、果物 |
| 不水溶性食物繊維を多く含む食品 | ごぼう、豆類、穀物、きのこ類 |
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２）体温を上げる運動する
ウオーキング、筋力トレーニング等自分のペースで疲れすぎない運動をする。
◆体温を上げるポイント
入浴時は湯船につかる体を温める食材を食べる（しょうが、ニンニク、トウガラシなど）
３）休養をとりましょう ◆質の良い睡眠をとるポイント 毎日の起床時間をそろえる・日中は活動的に過ごす・日光を浴びるスマートホンの画面は早めに閉じる ４）こころの健康を大切にしましょう 笑顔を大切に笑顔は免疫細胞を活性化します。頑張りすぎない 出来そうなことから、やれそうなところから、ゆるく続けてみよう。楽しく、自分のペースで、心地よく、体調が悪いときは休もう。 |
講演を聴く皆さん
| 免疫力の低下度チエックシート |
| 項 目 | 該当する処に〇 | |
| 食生活 | 食事が不規則（朝飯を抜く、深夜に夜食を摂るなど） | |
| 肉、魚、野菜のバランスが偏っている | ||
| お酒を沢山飲む | ||
| 食欲がない | ||
| 一人で食事をする機会が多い | ||
| 生活習慣 | たばこを吸う | |
| 良く薬を飲む | ||
| 入浴はシャワーのみ | ||
| 運動不足 | ||
| 睡眠不足 | ||
| からだ | 体温が３５．９度以下 | |
| 下痢、又は便秘になりやすい | ||
| 風邪をひきやすい | ||
| 寒がりでも有り、暑がりでもある | ||
| ＢＭＩが１８．８～２５．０の範囲外 | ||
| 社会的な事 | 仕事（または家事）に意欲がない | |
| 人間関係に悩んでいる | ||
| スマホ（パソコン）への依存度が高い | ||
| 余り外出しない | ||
| 趣味がない |
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判定〇の数が ０～５ 良好 ６～１３ 低下傾向です １４～２０ 低下しています |
事務局からのお知らせ
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皆様へのお願い（イオン黄色いレシートキャンペーンについて） 毎月１１日に、イオン苫小牧店で買い物をすると、黄色いレシートが発行されます。そのレシートを店内に設置された「苫小牧難病患 者・家族友の会」のポストに入れていただくと、買い物金額の１％が、苫小牧難病患者・家族友の会に贈呈される、仕組みになっておりま す。それは当会の貴重な、外部からの財源になっていますので、イオンでの買い物の際には、ご協力いただけますよう、宜しくお願いいた します。皆様のお友達にもご協力をお勧め下さい。 昨年の皆さんのご協力により、今年はイオン黄色いレシートキャンペーンから、５０，１００円のギフトカードを頂きましたので、令和 ４年度の文房具購入費用に当てたいと思います。ご協力有り難うございました、そして今年度もよろしくお願い申上げます。 会員の動き
退会 患者会員 ３名 家族会員 ３名 長い間ご協力ありがとうございました （会員総数 ４５名 患者会員 ２９名 家族会員 １０名 賛助会員 ６名） 編集後記
ドッサリ降った雪も溶けて、フキノトウのきみどりが目に優しい、でも豪雪の為か今年の冬は、エゾシカが食べ物を求め、山から街に降 りて、オンコの葉・樹皮を食べていきました。春の早い時期には我が家の花畑に現れてチューリップ、仏の座、アイリスの新芽をつまんで いきました。でも新しく新芽が出てきました、生きる力がすごいですね、自然は強いものですね。 第７回の役員会で、次年度は例年通りの年間スケジュールで、計画を立てることにしました。しかし、新型コロナ感染症は高止りのまま 推移しておりますので、ハスカップの会では、沢山の会員が集まる総会を避けて、役員のみの総会と致します。 次年度もウイズコロナの考え方で、その時々の情勢を読みながらのハスカップの会を、運営していこうと思っていますので、皆様のご協力 よろしくお願いいたします。 事務局 |
会報は、個人情報保護のために写真にはぼかしを入れ、名前は単純にアルファベットにしてい ます。