アポイヤマブキショウマ(ばら科)   1983/7/19  (アポイ岳にて)

 北海道のアポイ岳の特産種。ミヤマヤマブキショウマと同じように、ヤマブキショウマの蛇紋岩変形植物にあたる。アポイヤマブキショウマは細かく分かれた葉の形が卵形で、やや硬く、鋸歯(葉のまわりのギザギザ)が鋭いという特徴がある。
 アポイ岳は海からすぐのところにある山で、そのせいかこのように霧がかかることが多いようである。登山口は、日高昆布で有名な様似というところで、初めて登ったとき、林道の途中に砂利の広場がたくさんあり、これ幸いとテントを張って寝ていたら、そこは実は昆布干し場で、漁師さんに怒られたという思い出がある。

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