ある日、公園へ行こうとみんなで歩いていると、
「あ〜、うんちだぁ〜」と叫ぶ３歳児の女の子がいました。てっきり、犬のフンが落ちているのかと思った私は、思わず
「気をつけてねぇ〜！！」と叫んでしまいました＼(◎o◎)／！
　しかし、その子が指している先には犬のフンではなく、店頭に置かれていたかりんとうだったのです。＼(◎o◎)／！確かに色は黒に近く、形も細長いのですが…（●＾o＾●）
　その子に「うんちみたい？」と聞くと、
「お母さんがうんちだって言ってたぁ〜」という言葉が…＼(◎o◎)／！

　その日のお迎えの時間、その子のお母さんに今日の出来事を伝えると、お父さんが甘党で、特にかりんとうが大好きな話を伺いました。家でお父さんが一人でかりんとうを食べていると、その子がやってきて「食べたぁ〜い！！」という状況になるそうです。そこで、お母さんが子どもの健康を考え、食べさせないようにするにはどうしたらいいのか考えたようです。その結果が、「これは、うんちだからおいしくないよ！！」と言葉がけすることに至ったようです…（●＾o＾●）
この時は、たまたま他の子は気がつかなかったようですが、これから先、みんなにかりんとうのことを「うんちだよ！！」と教えてしまったとき、大変ですね…(*_*;　子どもは正直だから…言っちゃいそうですよね（●＾o＾●）

　子どもたちに食べて欲しくないものがあったとき、どのように促すか…難しいですね。子どもにわかりやすいように「食べちゃダメぇ！！　<(｀^´)>.」と強く言うのが、はたして効果的なのか…(?_?)
　私の場合、言葉を少し理解できるようになった子であれば、具体的にお話するのが効果的なのではないかと思います。例えば、「これを食べると○○ちゃんのお腹が痛くなっちゃうから、お姉さんになったら食べようねぇ〜」と言ったり、自分の年齢がわかる子であれば「○歳になったら食べようねぇ〜」と具体的な数字を挙げるのも良いかと思います。また、お買い物中であれば、その子の興味をそそる別のもので気をひく方法もその場しのぎですが、有効なのではないかと思います。その子一人ひとりにあった方法で促していきたいですね。

　２歳児ぐらいになるとお友達同士で遊ぶようになり、ごっこ遊びが流行ってきます。特に女の子はごっこ遊びが大好きで、子どもたちは、家や外で体験したことを基にして、みんなとごっこ遊びを楽しんでいます。
　例えば、私の保育園の２〜３歳児では、ペット役（犬や猫）と人間役に分かれお世話をしてあげるというごっこ遊びが流行っています。時には、ペット役が風邪をひいてしまし、人間役の子に病院に連れてってもらいます。お熱を測ったり、お薬を飲ませてあげたりと…看病もバッチリなのです。きっと、子どもたち自身が風邪をひいてしまった時に、家族にしてもらっている事と同じようにマネをしているからかもしれません。
　また、３歳児以上になると、自分の大好きな「○ィズニーのぬいぐるみ」や「リ○ちゃん人形」などを使ってのごっこ遊びが流行っています。今までは、自分がその役になりきって遊んでいたのに今度は人形を使って遊びを展開するなんて…すごいですね（●＾０＾●）
　ついこの間、○ィズニーが大好きな３歳児の女の子が、保育園にあるぬいぐるみたくさん並べると、
「よしえ先生も座ってぇ〜！！」と呼んでくれました。
私が、「これなあに？何が始まるの？？」と聞くと、その女の子は、
「今からねぇ〜、ショーが始まるの」と一言。
どうやら、○ィズニーランドのショーを観るごっこ遊びだったようです。そんなごっこ遊びもあるんですね＼（◎０◎）／　
また、中にはこんなごっこ遊びもありました。ある３歳児の女の子が、リ○ちゃん人形を持って
「エイ！！、エイ！！、エイ！！」
と他の人形にキックをしていました。
　しかもそのリ○ちゃん人形はハダカのままで…（＊＿＊；
なんとその子に声を掛けようかと迷っていると…　今度は、もっと激しくなり、ケンカのような戦いになっていました。これは大変＼（◎０◎）／と思った私は、
「どうしたの？ケンカしちゃったの？」と聞くと
「ううん、プロレスだよ」と答えたのです。
３歳児の女の子がまさか「プロレス」を知っていて、「プロレスごっこ」をしているとは…　（●＾０＾●）
　それにしても、ごっこ遊び一つとっても週末どこ遊びに行ったのかわかってしまいますね。保育士としては、これが結構、家での様子がわかって面白いのですが…（●^０^●）
　

　♪「パンやさんに　ある　もの　なんでしょか」♪「あんパン、ジャムパン、クリームパン、しょくパン、コッペパン、フライパン」という歌があります。
　先日、その曲をよく聴いていた２歳児の女の子と一緒に歌っていると、♪「あんパン　〜　フライパン、ジーパン」と突然歌ったのです＼(◎o◎)／！

驚いた私は、「すごいねぇ〜。自分で考えたの？天才だねぇ〜」と言い、「将来はどんな子になるんだろう？！　何になりたい？」と聞くと、
その子は、「え〜っと、天才！？」＼(◎o◎)／！
子どもの発言って面白いですね…（●＾o＾●）
　子どもたちは、テレビの影響でいろいろな歌を覚えてきます。
♪「ア○ックぅ〜、パチンコぉ〜、なぁ〜んばぁ〜わん（NO.1）」と突然走りながら、パチンコのCMを歌いだす３歳児の女の子や
♪「いこうよ　みんなで　ワー○マン！！」と
車のおもちゃを走らせながら、ショベルカーがでるCMを歌う男の子もいます＼(◎o◎)／！
　その子にとって興味のあることや繰り返しながれてくるCMは覚えやすいようです。テレビの影響力ってすごいですね…（●＾o＾●）
　他にも「元気ハツラツぅ〜」でおなじみのCMで「なんでやねん！！」というフレーズがあります。ご存知の通り、相手の体をポンとたたいて言うフレーズなのですが、必ず「なんでやねん！！」と突っ込んでから話し始める３歳の女の子がいます。ある日、その様子を見ていた他の子たちが、こぞってマネをし始め、いつしか「なんでやねん！！」の大合唱となってしまったのです。面白いと思うことはすぐにマネしてしまうところが子どもらしいですよね…（●＾o＾●） 
　子どもたちは、保育園という場を通して、大人からだけではなく、子どもたち同士から吸収することも多く、面白いことから変なことまで覚えてしまう気がします（●＾o＾●）いいのか…、悪いのか…（●＾o＾●）