2022年2月24日のロシアによるウクライナ軍事侵攻から1年が経過した今も戦火が収まる兆しは見えません。この瞬間にも日常が一瞬にして破壊され、かけがえのない命が奪われています。子どもたちの恐怖や不安、悲しみはどれほど大きいことでしょう。ロシアの侵略に反対し、平和を願う声は世界中に広がっています。ところが、岸田政権による大軍拡の危険な暴走により、日本が「戦争する国」に変えられようとしています。“新しい戦前”にさせないために、憲法九条を守り、いかす運動を拡げていきたいものです。
　九州合研は半世紀にわたって、「子どもたちのいのちと平和を守り、子どもの権利を尊重した保育」を求めて保育実践・研究・運動を進めてきました。子どもの発達保障には「安心・安全な保育・子育ての土壌」こそが必要です。50年間引き継がれてきた九州合研のこの思想を、今、改めて、確認し合う時ではないか　−−　その思いを込めて、メインテーマを“平和なくして保育なし”としました。そしてサブテーマ〜つながり学ぶおとなたちから希望の花束を子どもたちへ〜には、九州合研で保育者・保護者・研究者など子どもに関わる人たちがつながって学び合うことをとおして、希望の花束を子どもたちに手渡す、そういう鹿児島集会にしたいという願いを込めました。
　さあ、平和と希望の花束を子どもたちに手渡す集会を一緒に創り上げていきましょう！
　オンラインのメリットをいかし、初めての人もたくさん誘って参加しましょう！お待ちしています。