11.ドキドキの申込み
その後、問題の「10%分」の計算をしてみました。
6月下旬のこの時期、私のボーナスと給料が出て間もなかったので、
給与振込みの口座に、もともと貯まっていたお金を合わせて、約4分の3。
別の口座で「何かの時の為」と貯めていた定額預金が約4分の1。
これで、ほぼ10%分になります。正に「何かの時の為」になった訳です。
(まさかマンションを買う資金になるとは思わなかったけど)
G3君には本契約の10万円と残りの頭金を担当(?)してもらいます。
これで二人共満期前の定期などを解約しないで済むことになりました。
10万円は本契約の日に、もちろん現金で支払いで、
後の10%の方は、銀行振込みでの支払いになるようです。
そこで、契約できた場合すぐに振込めるように、
インターネットバンキングをしている都市銀行にまとめます。
振込み手数料を惜しんで、2、3回に分け現金を持って移し変えは、
会社帰りに歩いて行ける距離とはいえ、
大金(私にとっては!)の持ち運びにドキドキものでした。
そして、もうひとつのドキドキ。
ライバルはどう出たのか、私達は日曜日に契約できるのか?
お金の準備の事もあり、気になって営業サンに電話を入れてみましたが、
1回目は出かけていてつかまりませんでした。
けっこう切羽詰った木曜日の夕方、2回目の電話でもつかまらない…
「営業って忙しいんだなぁ」
やっとその夜、営業サンから電話がありました。
「どうなんでしょうか?」ドキドキで聞いたというのに、
営業サン「ああ、大丈夫ですよ」と、やけにアッサリ答えてくださいます。
なんでも”ライバル”は、あの部屋をギリギリ買えるかな、
ということで選んでいただけらしく、
購入の意思が強く資金も大丈夫(そう)な私達の勝ち!
どうも日曜日の時点ですでに勝負あり状態だったようです。
なんだ、ドキドキして損したなぁー。
申込み日、6月30日の日曜日は朝から雨でした。
受付開始は10時からでしたが、
営業サンによると、朝早くから並ぶ人も多いらしいので、
私たちも9時過ぎに会場となる販売センター前に行きました。
これから同じマンションの住民になるであろう皆さんと、
途中配られたお茶をすすりつつ、テントの中で受付開始を待ちます。
今日ここに並んでいる人達は、もう仮契約がすんでいるはずです。
1週間前までは、「申込み開始日」にフラリと立ち寄れば、そこから話が始まり、
マンションが建ってから買うかどうか決めればいいのだろうと思っていたけど、
実際は水面下で申込みが始まっていたんだなぁ…しみじみ。
やがて、整理券が配られ、時間が来て順番に受付の始まりです。
私たちが呼ばれたのは開始30分くらい立ってからでした。
最初の営業サンが、カーネーションを一輪もってあらわれ、
「おめでとうございます」と言いながら渡してくれました。
ひょえ〜、なんだか照れちゃいます…
しかし喜びや照れは、文字通りお花と一緒に横に置き、
購入申込手続きの始まりです。
まず購入申込書に記入してから、申込み証拠金10万円を納めます。
これはまだ契約ではなくて、あくまで申込みだけ。
正式な契約は、多少の遅れは認められるらしいけど早めが望ましく、
7月1〜3日の3日間、1日4回のうち、都合のよい日時を決めました。
いずれにしても平日になる為、仕事のある私達は午後8時からに決まり。
先に手付金として10%を振込み、その控えも契約の時に必要と言われたので、
控えの出ないインターネットバンキングは使えません。
ネットなら振込み手数料が100円安く済むのに〜!←セコイ
その他色々簡単な説明等もあったと思います(忘れかけてる…)。
最後にもう少し頭金が増やせそうだったので聞いてみました。
「まさか先週の行き当たりばったりなローン計算のままじゃないですよね?」
「変更は金消会の時でいいですよ!宝くじが当って一括払いという事もあるかも!」
金消会ってかなり終盤のはずだけど、そこまでひっぱってもいいんだ。
確かにギリギリまでお金を貯めて頭金を増やす人も多いでしょう。
そして確かに宝くじが当らないとも限らないから、
私たちも試しにサマージャンボを10枚ほど買っておきましょう!
もちろんハズレました…(T-T*)
販売センターを出たのは11時を少し回っていたと思います。
結局、中に入ってから1時間もたってなかったんだ?
その後、約束通り二人でランチを食べに行きました♪
販売センターから歩いて10分くらいのそのレストランで、
「引っ越したら、ここもテリトリーの範囲だね〜」と、
すっかりジモティー気分な私たちなのでした。