小鳥ちゃん2羽 24.金消会でローンレンジャー


マンションの竣工予定は7月です。
あちこちのHPでマンション購入記を見て推測したところ、
5月中には工事中の青いシートが取り外されるはず。
という私の予想通り、5月下旬には外観を確認する事が出来ました。

そして6月、金消会の日時が郵送されてきました。
場所はマンション近く、つなぎ融資をする銀行の研修室らしき部屋です。
月々のローンなどの支払いもこの銀行からするみたいです。
「いよいよ大借金するんだなぁ」
本番近し!でも、まだ実感乏しいので、まるで他人事です。
だって、この私たちが持ち家なんて!そこに住むなんて!
早く便利になりたい!と思いつつも、
もしかして、なにかアクシデントが起こり、やっぱり住めなくなるんじゃ?
なんて、ヘンな不安があるのも確かです。

しかし金消会への心積もりもままならぬうちに、
次の日続きざま、「内覧会のお知らせ」が届きました!
しかも当初7月の予定だったのが、6月末になっています。
予想外でした。
遅れることはあっても、早まることがあるなんて思いもしなかったのです。
非常に順調なのか、それとも適度に手を抜いた結果なのか…
興味はすっかり内覧会へ移ってしまいました。

そのお知らせの中には、引越しの幹事会社の申込み書もありました。
残念な事に、G3君の会社で評判最悪の引越し屋サンです。
「そこだったら見積りも頼まないで済まそう」と言っていたくらいでした。
ということは、引越し屋サンは自力で探さねばなりません。
これは忙しくなりそうな予感…。

そんな事に気を取られているうちにやって来た金消会は、雨降りの中。
銀行側の都合でしょうか、平日の昼からでした。
私たちは当然、昼から会社を休んでの参戦です。

指定された部屋に入って名前を告げ、書類が入った封筒を受け取ると、
まずは、一番気になるローンから。
書類には既に1年前のシュミレーションがそのまま印刷されていたので、
頭金を増やし、元金均等返済にした場合の1回目の支払い金額を計算します。
(もちろん、計算したのは銀行の担当者サン)

めでたく(?)元利金等とあまり変わらない金額が出ました。
1回目さえ分かれば、後は少しづつ安くなっていくんだからOKです。
出来れば一緒に35年ローンを25年くらいに縮めたかったけど、
このご時世です。あまり無理もしたくありません。
年数を減らすのは繰上げ返済にて頑張りましょう。

書類に貼る収入印紙代は諸費用に含まれているので、
私達のやることは実印を押すだけ…と思ってたら、
今回はすべて相手の担当者サン達が押してくれました。
「本当は本人が押さないといけないんじゃ」とは思ったけど、
やってくれるんんだから、仕方ないです。面倒くさがりにはラッキ〜!

司法書士や、各種保険についても同じ感じです。
空いている机をクルクルと回って行ったという印象となりました。
さして緊張はしてなかったけど、ちょっと拍子抜けな気もします。
なにしろ、実際お金を振込むのはもう少し先のこと。
契約書の山くらいでは、まだ実感も湧きづらいのでした。

実感が湧かなくても、なんだか分かったようで分かってなくても、
私たちは踏み出してしまいました。
一生賃貸暮らしの人や、一括で払えるお金持ち以外の人が、
一度は歩む荊の道、住宅ローン。

ローンと戦い、ローンに苦しみ、ローンをなくせ!ローンレンジャー!
我が家を自分達の手中に取り戻すまで。
ああ、キレイに決まったなぁ…(T-T*)


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