いくらこちらに落ち度がないことでも、
文句をつけるのは決して気持ちのいい事ではありません。
負のエネルギーを使っているようで、ブルーな気分になるのです。
でも、ケリを付けて置かないと、もっとブルーになりそうなので、
ここは覚悟を決めて、オプション担当のデベの関連会社に電話です。

これまでの経緯を話し、ガツンと一発、
「説明のないまま請求書を送ってきても、お支払いできません！」
（一度こんな啖呵切ってみたかったの♪←どこがブルーなのか疑問）
と言うと、さすがに焦って調べていたようですが、
結局、バルコニータイルの汚れは聞いていたけれど、
フローリングの傷については分からないと言うのです。
そんな中途半端なことってありですか？
「いえ、ちょっと今、担当者がパニくっていて…」
変な言い訳まで飛び出す始末。

これでは怒りが増すというものです。もうこうなったら、
髪の毛が一緒にコーティングされてたのも言ってやる〜！
それは最近気が付いたもので、本当に髪の毛が張り付いていたのです。
でも気が付いたのが遅かったし、面倒くさがりの私たちですので、
「敷物の下に隠れる所だし、もういいか！」と思っていところを、
怒りに任せて「誰の髪の毛か分からなくて気持ち悪い！」と言ってみました。
逃げの姿勢が見え隠れするので駄目押しです。
さすがにこれはコーティングミスなので、言い訳できないらしく、
次の土曜日に来てもらう事になりました。

これで話が進むはずでしたが、間の悪い事に、
オプション担当者とコーティング業者がやって来た当日、
私は頭痛で文句を言う元気もない状態になっていたのです。
例の下手な修正場所と、髪の毛コーティングを示した後は、
作業を見守るのをG3君に任せて、ベッドでくたばっておりました。
それでも「終わった」というので確認する為、フラフラと見に行ったら、
確かに髪の毛の方は取り去って、コーティングもし直されてましたが、
肝心の陥没下手修正箇所は手付かずのままでした。
コーティング業者だけでは直しようがないという事らしいです。

「どうして最初から直せる業者も一緒に来てくれないの？
いくら休日とはいえ、いちいち修理に付き合わされるのも大変なのに！」
…くらいは言ってやりたかったのですが、
とにかく具合が悪かった私。
「なんでもいいから早く帰って〜、私を寝かせて〜」（心の叫び）
ゼネコンから連絡を入れさすという言葉を信じ、
「では、お支払いの方は今日から2週間以内にお願いします」
とのたまう担当者達を見送りました。

しかし、その後ゼネコンからの連絡は、もちろんありません。
業を煮やして、また電話です。
オプション担当者、今回の言い訳は、
「お客様の電話番号が変わったので連絡が取れないらしくて…」
それは変です。確かに引越したので電話番号は変わりましたが、
今の番号は管理会社に届けているし、何よりももう住んでいるんです。
その気になれば郵便受けにメモを入れるなり、方法はあるはず。

大体、ゼネコン関係者がしょっちゅうマンションに来ている事は、
私もG3君も気付いておりました。他にも不具合が出ているのでしょう。
連絡係なのか、よく駐車場の片隅でタバコを吸ってたりしてました。
でもそんな下っ端に言伝を頼んでも、ちゃんと伝わるか疑わしかったし、
向こうから言ってくるのが礼儀のはずなので待っていたのです。
「そちらからも、ゼネコンにきつく言って下さい！…
もしかして（ゼネコンに対して）立場弱いですか？」
「とにかくゼネコンから連絡がないんじゃ、お支払いしませんから！」
こう並び立てると、私が相手をいじめてるかのようですが、
うちだって、待たされ続けていじめられてるようなもんなのよぉー！

次の日だったでしょうか。今度はデベの担当者から電話がありました。
「補修に関しましては、私どもが最後まで責任を持ちますので、
どうか支払ってやってくださいませんか」
立場の弱い（？）オプション担当者がデベに泣きついたようです。
そこまで言われたら、私も断れません。
口約束だけで甘いと思われそうですが、承諾しました。

だって本当は筋を通して欲しかっただけなのです。
陥没下手修正箇所だって、一番最初に、
「すみません、これしか直せませんでした。勘弁してください！」
と頭を下げて言われてたら、きっとそのままで納得したでしょう。
補修となると、何度も連絡したり、立ち会う為に時間を割いたり、
面倒がニガテな私たちは、出来れば避けたい事ばかりです。
それが逃げに回られたもんだから、ムッときて追いかける羽目に…。
ああ、追いかけさせないで欲しかった。
おかげでこの先、面倒くさい事が続くのが決定したのでした。

オプション料金を振り込んで、2，3日後、
ついにゼネコンの「所長サン」からも電話が入りました。
そもそもどうしてあんな傷がついたのか、あの修正は何なのか、
やっと説明をしてもらえる、のでしょうねぇ？