4.ひとめぼれしちゃった!
当初の「マンション買おうか?」の思いから、すっかり遠ざかって、
ただ間取りのチェックをするくらいになっていたある日。
新聞にはさまれていたチラシの中に、その物件はありました。
「これはっ!今までと違う…。なんかいいかも!」
ああ、これがひとめぼれでなくて一体なんでしょう?
そう、それは忘れもしない!
…2002年の…たぶん春先…?だったはず、と思います。
あれ?
思いっきし忘れてるし。
私をなめてはいけません。
3日で忘れるB型、とよく言われたものです。
こういうのが「昔取った杵柄」ってことでしょうかね?(←違う)
この件は、やはりその間取りが気に入ったG3君も忘れていたので、
感動的な出会いの割には、まったく説得力に欠けますが、
ともかく二人共、その間取りに惚れてしまったのでした。
ただそれが即、マンション購入に結びつかない私たちです。
チラシを何回も眺めては「面白い間取りだなぁ」と思うだけ。
それは、近日申し込み開始予定の新築分譲マンションの予告でした。
切り取って資料請求が出来るハガキもついています。
間取りを見て○○年の血が騒ぎます。
ここの間取りは全体的にちょっと変わってそうだから、全部見てみたい!
でもヘタにこんなハガキ出したら、セールスマンの餌食では?
でもでも気になる〜!
気になるので、隅々までチラシを読みました。
しかし、分譲マンションの知識がまったくないのでサッパリです。
なにがすごくて、なにが当然なのかも分かりません。
結局、ハガキは出さないまま、でもチラシも捨てられず、
そのまま1、2ヶ月経った頃だったでしょうか。
また同じマンションのチラシが新聞に入っておりました。
販売はまだのようです…。
もうガマンできん!
ええい、思いきってハガキ出しちゃえ!
思い切りよく、初めての資料請求に突っ走ってみました。(≧m≦)
しかしこの資料請求にあるアンケートの中に、
年収や予算はもちろん、希望価格まで書かなくてはいけないのは何故?
値段を決めさせてくれるのかしら。なら、
1000万円以下!安ければ安いほど歓迎!
と書いてみたいけど、そんな選択肢はなかったので、
仕方なく一番安い金額にマルしときました。
まさか、これで価格を決めてるんじゃないでしょうね。
(参考にはしているみたい?)
そして確か1週間しないうちにパンフレットはやって来ました。
待望の全間取りです!シアワセ♪
これだけでも満足な私。
このマンションの間取りは思ったとおり全体的に面白いなぁ。
どの間取りも、なかなか見応えがあって楽しいです。
とはいえ、ひとめぼれの間取りが一番お気に入りなのは変わりません。
でも宝くじでも当てなきゃ、マンションなんて買えるわけないよねー。
うんうん、楽しかった〜!
これで欲望は満たされたはずだったのですが…