2004年になり、入居からほぼ半年。冬真っ盛りです。

冬といえば、心配していたのが結露でしたが、
我が家はまったく見当たりませんでした。
新築マンションには結露が付き物と思っていただけに、拍子抜け？
しかし、後日臨時総会で漏れ聞いた話では、
マンションの北側にある部屋は、結露がすごかったらしいです。
酷い所は結露の水が床までビショビショに垂れて、壁紙もめくれてくるし、
修理出来るかどうかというほどだったとのこと。
確かにうちの部屋は南向きで、北側に窓はなく直接外部にも接していません。
もちろん、24時間換気はつけっぱなしで、キッチンを使えば換気扇を、
お風呂を使った後には必ず浴室乾燥機をかけ、換気には気を使ってました。
暖房も床暖房をメインに、時々エアコン、部分的にセラミックヒーターと、
匂いや水気の出ないものを選んでいたとはいえ、北側とこれほど差。
根強い人気の南向きに、こんな利点もあったとは！

そういえば、床暖房は思ってた以上に役立ちました。
リビングでは床に座った生活をしているので恩恵は充分あったし、
オマケで付いた寝室の床暖房も、最初こそG3君は、
「ベッドを暖めても仕方ないし」とか言って使う気ナシでしたが、
実を言うと、彼は大変な冷え性だったので、
夜中、トイレに行く時に実感したフローリングの冷たさに負けました。
試しに使ってみたら「床だけでなくて、部屋全体もほんのり暖かい！」
の大絶賛！あっさりと床暖房礼賛者に転向したのです。
気になるガス代金は、一番安い夏場の約２倍くらい、
快適な生活の割に、思ったほど高くなかったという感じでした。

床といえば、去年の半年点検の時に見てもらったフローリングのひび割れ。
去年の半年点検から1ヶ月以上音沙汰ナシです。
時々入ってくるチェック用紙には「どうなっていますか？」書いてるけど、
果たしてちゃんと伝わっているのやら。

もうひとつ、食洗機は1月中頃にメーカーさんから連絡が入りました。
「使い始めの1ヶ月位や、夏場に匂いがするという事はあっても、
半年以上経っても臭いというのは今までなかったです」
でも臭いんです…。
てっきり、飛び切り臭い蒸気を堪能してもらえるのかと思いきや、
メーカーさん二人組は、なにやら食洗機を動かしたり止めたり。
「無料保証は1年間ありますから、また匂うようでしたら連絡してください」
えっ、匂いの確認も何もナシで終わり？と一瞬思ったけど、
手に持ったビニール袋には白い粉が見えたので、
動かしたり止めたりしていたのは洗浄してたんだと、やっと気付きました。
とりあえず、扉を開けただけで生臭いという事はなくなったけど、
しばらくの間、薬品臭と生臭さが交じり合ったような微妙な匂いが、
食洗機の蒸気から漂ってきました。う〜ん、効き目なかったの？
ただ、その後はだんだん匂いもマシになってきて、
春までにはほとんど気にならない位に落ち着いてきたから良かったです。
（でも未だに原因は不明のままですが）

少し間を置いて、フローリングの張替え工事も来てくれました。
やっと来た、と言うべきでしょうか。
他の部屋もまだまだ補修が目白押しらしく、あちこち資材が積まれてます。
いったいいつまで、どこまで続くのでしょう。
うちも張替えは終わったけど、コーティングがまだです。
エントランスのソファに座る例の所長サンに、
「コーティングは、…まだですか？」と遠慮がちに聞いてみたけど、
案の定「ええ、まだです」とそっけない返事が帰ってきただけでした。
暖簾に腕押しのような人に、それ以上の追及はしたくありません。

コーティングは1年点検まで引っ張られるのか、と諦めていた5月中旬、
ゼネコン側から電話がありました。
「前の担当から引き継いだ者ですが、まだコーティングが済んでませんか？」
あの所長サンは移動になったのか、はたまた飛ばされたようです。（憶測）
どちらにしても仕事を溜め込んだままにしていたのは間違いナシ！
新しい担当者サンはとても素早く、いや、遅すぎたんだから当然というか、
次の土曜日にはコーティングの作業となりました。
やれば出来るのです。
「こんなもの」だけじゃなかったんですね。

余談ですが、コーティング業者のオニーサンが鳥好きだったので、
作業の終わりがけに、エストをお披露目してしまいました。
「かわいいなー！」と大絶賛（欲目200％）していただき、
こんな風に言ってもらえるなら、補修も悪くないかも？なんて、
補修に来てくれる人が皆鳥好きとは限らないのに、単純な私です。(≧ｍ≦)