7.初めてのモデルルームで
そのモデルルーム(販売センター)は、再寄りの駅の地下出口から出て、
心構えをする暇もないくらいすぐそこでした。
予定よりちょっと早めの時間です。
おや?特に待っている人は見当たりません。
先週はすごい人だったと聞いていただけに拍子抜け。
ええい、ちょっと時間前だけど入っちゃえ!すると、
奥から受付の女性らしき人が出てきて、にこやかに対応してくれました。
そして電話をくれた営業サンを呼んでくれます。
先にアンケートを書かされたんだったんでしょうか。
年収は、と。1ヶ月分×12ヶ月にボーナスが入って…
あれ?税金は入れるの?源泉徴収票の金額はいくらだっけ???
全然調べてきてないので、もう適当にしか書けません。
「どうせ買うわけじゃないし!」…いい訳けがましいです。
悪戦苦闘のアンケート書きも終わり、やっと営業サンと向き合いました。
電話のイメージと変わらない、ちょっと軽めの若い営業サンです。
とりあえず私は「宝くじでも当ったら買うかもしれないけど」と
さりげなく?牽制しましたが、きっとそう言う人が多いのでしょう。
そこは軽くいなされてしまったようでした。
とにかく、2DKの部屋の間取りが気に入ってるけど、
まだ買う気はないことは伝えた、と思います。
そうそう、例の商品券の引換えですが、
電話で「持って来て下さいね!」と念を押していただいてたので、
ちゃっかり貰いました〜。ありがとーございます♪
そして二階のモデルルーム見学へ。
ここのモデルルームのタイプは、そのマンションの最上階、
四部屋のうちの一室で豪華なお部屋です。
必ずしも自分の望む部屋がモデルルームになっているわけではない、
しかも中身はオプションだらけ…というような情報は、
以前何かで見たようで、なんとなく知っておりました。
まずは希望の部屋にはないポーチから始まり、
プッシュプルハンドルの耐震枠対応玄関ドアを開けると、
折上げ天井に天然大理石の床、そして、
クラゲが泳ぐアクアリウム(これはオプション)がありました。
トールタイプの玄関収納、自動的に点灯するセンサーライト。
最上階の間取りは廊下まで天然大理石なのでゴージャス極まりないです。
とりあえず手前の部屋から入ってみましたが、
そこから出ると一瞬方向が分からない!迷子になりそう!
なにしろこの間取り、裏口(勝手口)まであってドアが多いのです。
リビングダイニングに行くと、窓がアーチ状になっていて、
見栄えはするし、ハイサッシのせいか広くてオシャレな感じ!
ガス床暖房ヌックはLDそれぞれに付いているそうです。
営業サンが私の希望のタイプだと、このあたりから、このあたりまでになる、
と、こまめにメジャーを伸ばして説明してくれてましたが、
この時点でまだ買う気ゼロの私は適当に聞き流していました(ごめんね、営業サン)。
オリジナルシステムキッチンもコの字型で広いです。
オシャレなシルバーのレンジフード、水切り・まな板付きのシンク。
一部ガラス扉もある吊り戸棚、スライド式収納はスパイスラック付き。
蛇口一体型浄水栓はシャワーノズルヘッド、
見るからに高そうなガスコンベックはさすがにオプションですが、
ビルトインの食器洗い乾燥機と足元温風器は標準装備とか。
洗面所には裏が棚になっている大きな三面鏡、そして営業サンお勧め、
「これいいでしょ!」ズズッと延びるハンドシャワーもついてます。
続くお風呂は自動お湯はり追炊き機能付き、大理石のダブルカウンター。
スライドバーで設定自在のマッサージ機能付きシャワーヘッド。
浴室暖房カワックに、浴室TVとジェットバスまで標準装備です。
今時のマンションってこんなに装備がついてるの??
廊下にも収納用の扉があるし、この間取りは収納多いなぁ。
あれ?このドアは?
「あ、そこは!…造りかけなんです…」
ホントだ。開けたら資材置き場と化している小部屋が。
本来なら、ここにもう一部屋あるはずの間取りですが、
モデルルームの敷地の都合上、作れなかった部屋のようでした。
なら、もう少し小さめの部屋をモデルルームにすればいいのに。
どうしてもっと販売個数の多い部屋にしないのかな?
モデルルーム見学はそれなりに楽しんだけど、
お気に入りの間取りとは違いすぎるし、
まぁこんなもんかな、と冷めてる私でした。