●自分に合ったレメディーをとると、各人程度の差はありますが、自己治癒力が働き始め、今まで心身にため込んでいた要らないものを非自己と認識し、外に出そうとします。鼻水や尿の量が増えたり、腹が立ったり、忘れていた未解決の心身の問題や過去の記憶・感情が戻ってくる場合も多く、特に強いお薬を長期間とられた方は強い排出が起こることもあります。しかしこれは一過性であり、本来の自分に戻るための必要な過程でもあります。
●ホメオパシーに限らず、鍼灸や整体、リフレクソロジーなど、自然治癒力に働きかける療法を受けると好転反応が出ることがあります。人間には本来、自分の中のゆがみや不調和を外に出す力が備わっています。好転反応は、自然治癒力が発動し始め、その人が本来あるべき健康な姿へと向かっているというサインなのです。
●ホメオパシーにおける治癒の方向性を体系化した「へリングの法則」を引用します。
T 上から下へ(体の下の方へ症状が移行していきます)
U 中から外へ(体内に溜まっていたものが体外へ排出されます)
V 心から体へ(心の問題が解きほぐされ、体の症状へと移行していきます)
W 重要な器官からより重要でない器官へ(肝臓の痛みは無くなったが咳が出るなど)
X 逆順所の法則(回復の過程で以前に患っていた症状が戻ってきます)
●事前に、DVD『症状はありがたい』、『人はなぜ病気になるのか』(ホメオパシー出版刊)をご覧いただき、好転反応について正しくご理解いただくことをお願いしております。(
ホメオパシー勉強会)
●治癒に向けて、好転反応を上手に乗り切るには、ご家族や周りの人の理解やサポートがとても大事です。
ご自身あるいはご家族の判断により、医師などの専門家への相談が必要と思われる場合は、これを制限するものではありません。ご自分やご家族の方が納得できる形で、それぞれの方に合ったペースでホメオパシー療法を続けられ、ご自分の自己治癒力を取り戻されることを願っております。
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