山梨大学医学部附属病院の形成外科角田圭先生のご講演から
性同一性障害障害について
生物学的性、
MTF(生物学的性が男性、性自認が女性)は更年期の倍量程度の女性ホルモン剤を使用するので、重篤な合併症が出現しやすい。社会的に隠しにくく顕在化しやすい。
FTM(生物学的性が女性、性自認が男性)はMTFの約7倍の頻度とされているが、社会的に隠しやすく顕在化しにくい。
精神科がゲートキーパー。半年から2年程度の診察の後、ホルモン療法をまず行う。次に
アメリカでは、疾患としてでなく、嗜好性の違いとして扱われる方向にあるが、現在日本では疾患として扱われている。