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FRUIT -フルーツ-


苺(いちご)

子供や女性に人気のいちごは江戸時代にオランダ船によってもたらされた果物です。
60年代までは、いちごの旬は5月~6月でしたが、高度成長や食文化の変化にともない、温室栽培がおこなわれるようになり、秋から翌年の初夏まで出回るようになりました。品種の改良も進んで、より甘くより大きいいちごが求められ、人気品種がどんどん交代しています。
ケーキやジャムなどの加工利用もさかんで国産品だけでは足りず、アメリカからの輸入品が年々増加しています。

【お取扱い品種】とちおとめ

葡萄(ぶどう)

栽培の歴史は古く、およそ5000年も前から。その品種は1万もあるとされ、世界中の広い地域でもっとも多く生産されている果物です。
世界のぶどう生産量の役8割がワインの原料として消費されているのに対し、日本では栽培されたものの約9割が生食用。巨峰、デラウェア、ピオーネが人気の品種です。
ぶどうには巨峰のような黒皮、甲斐路のような赤皮、マスカットのような緑皮の3種があります。

【お取扱い品種】スチューベン

柑橘類(かんきつるい)

柑橘は今から3000万年もの昔にはすでにインド東北部に登場しており、約4200年前には中国で栽培が行われたという記録もあるそうです。
現在、私たちが食べている柑橘類には「ポンカン」や「清見」から生まれたものがたくさんあります。ポンカンはもともとインド原産で、明治時代に日本に導入されました。一方の清美は「宮川早生(温州ミカン)」と「トロビタオレンジ」の交雑で1949年(昭和24年)から育成された品種です。そして1972年(昭和47年)に「清見」と「ポンカン(中野3号)」から「デコポン(不知火)」が誕生。1999年(平成11年)には「清見」×「ポンカン(F2432)」で「はるみ」が生まれています。さらに清見の孫として2001年(平成13年)に「せとか」も品種登録されています。ちなみに「いよかん」は明治時代に山口県で発見されたものです。

【お取扱い品種】いよかん(伊予柑)はっさく(八朔)デコポン(不知火)

林檎(りんご)

人類が食した最古のっ果物がりんご。その起源はおよそ8000年前といわれています。日本での栽培は明治時代に始まり、戦後、接ぎ木技術の進歩にともなって、品種改良がさかんにおこなわれるようになりました。
栄養価が高いことから、欧米では昔から「一日一個のりんごは医者を遠ざける」といわれてきました。

【お取扱い品種】サンふじ

[参考資料]からだにおいしい野菜の便利帳(高橋書店)、果物ナビ果物ではじめる健康生活 毎日くだもの200グラム!

とちおとめ

1996年(平成8年)に品種登録された栃木県生まれのイチゴで、「久留米49号(とよのか×女峰)」と「栃の峰」の交配種です。
平均15g前後と女峰よりも大きくて日持ちもよく、また酸味が少なく甘味が強いのが特徴。現在、東日本のシェアNo.1の品種です。

スチューベン

アメリカ生まれで親は「ウェイン」×「シェリダン」。1952年(昭和27年)に日本に導入されました。
果皮は黒く粒はやや小さめで、糖度は高いものだと20度以上にもなります。
青森県を中心に栽培が行われていて、出回り時期は9~12月頃です。

サンふじ

現在国内で最も多く生産されている品種です。「国光」×「デリシャス」を親に持ち、1962年(昭和37年)に登録されました。
果実は300g以上と大きめで、酸味が少なく甘味が強いのが特徴。しっかりとした肉質で果汁も多く、蜜入りのものは特に人気があります。
なお、栽培時に袋をかけない「サンふじ」のほうが甘味は強めといわれます。出荷は10月下旬頃から。

伊予柑(いよかん)

正確な起源は不明ですが、ミカン類とオレンジ類の交雑種といわれており、、明治時代に山口県萩市で発見されました。その後、愛媛県で本格的に栽培がスタートし、地名の「伊予」という名前がつけられました。現在は愛媛を中心に山口や和歌山などで栽培されています。
果皮はやや厚めですがむきやすく、果肉もジューシーで甘酸のバランスも良好。旬は1月~3月頃となっています。

八朔(はっさく)

江戸時代に広島で発見されたブンタンの雑種。甘味と酸味が適度にあり、中にはほんのり苦みを感じるものもあります。
果肉はやや硬めで香りと風味は良好。果皮は厚めですが、じょうのう膜の皮離れがよいので食べやすいでしょう。サイズは300~400g前後で、1~4月頃に出荷されます。

不知火(デコポン)

「清美」×「ポンカン(中野3号)」の交雑種で、頭の部分が出っ張っているのが特徴です。サイズは230g前後で見た目はずんぐりしていますが、甘味が強く袋ごと食べられる手軽さが人気。
ちなみに「デコポン」は「熊本果実連」の登録商標で、正式な品種名は「不知火(しらぬひ)」です。不知火のうち糖度13度以上、クエン酸1%以下のものが「デコポン」として流通し、12~4月頃に店頭に並びます。