武甲山登山

 

平成161015日(土) 曇天

単独行

月輪(7:32)〜寄居(800-10)〜浦山口駅(857)〜橋立鐘乳洞(9:11)〜登山口

952-1000)〜長者屋敷の頭(11:05-10)〜山頂 武甲御岳神社(11:57-12:45)〜

長者屋敷の頭(13:25-35)〜橋立寺28番(15:10-20)〜浦山口駅(15:35

 

土曜日なのに浦山口駅で下車したのは登山者2名、今日は昼頃には雲もとれて快晴との予報だがどんより曇り、とても低温、駅から橋立川に沿って細い巡礼道を登ってゆく、国道から、さくら湖方面への道の下をくぐり、橋立寺前を過ぎると間もなく民家がなくなり、右側の瀬音だけが大きく響く林道を進む。

 突然右側から大きな山鳥が飛び出し林道を横切り、左の山へ登ってゆく、羽があるのになぜか歩いて急な坂を急ぎ足で逃げ登る姿がとても滑稽、風景を楽しみながらの林道歩きも、橋を渡って沢から少し離れ大きく蛇行し、さらに左側に瀬音を聞くと林道終点が見え、武甲山登山口となる。

 細い山道に入って56分で左に、「長者屋敷の頭」登山口がある、指導標に秩父警察署山岳救助隊の「直進は崩壊部分があり、道が分かりにくい、左の道がお勧め、自己責任で登れ」の張り紙あり、早速、お勧めの左のジグザクの登りに入る、約30分ジグザクの急登が続く、登り切って汗をふき、「ゲンノショウコ」が点在する、緩やかな尾根を登ると見晴らしの良い武甲山の肩の部分、長者屋敷の頭に到着、右のまき道に水場があるが、沢水なので飲まないほうが良い、この先頂上へ向かうとコース上にも、もう一箇所湧き水がある、ちょっとガマンしてそちらがお勧め。

 長者屋敷の頭を直進、右下から上がってくる、スゲ沢の源流を詰める、右へまき気味に登ぼれば、山頂の武甲御嶽神社の下に出る。このスゲ沢の谷は広く明るい植林地だが、鹿の喰害防止のネットにくるまれた苗木がいたいたしい。

 神社境内はきれいなトイレもあり、またすぐ裏手の第一展望台からの景色もすばらしい、ちょうど噴煙を上げる浅間山が良く見える、一方足元はザックリえぐられて、サイレンが3回なり、発破の音とともに白い砂煙が上がって山腹が削られている、豊かな水と緑の山を山頂から真っ二つに切った採掘場がある。

横瀬方面からの登山者が多く山頂はにぎやか、また浦山口方面のコースは、埼玉国体の登山競技コースとあって登山練習の選手も汗を流していた。帰路は往路を降る。

 浦山口駅で1512分の後は16時まで電車がない、時間調整のつもりで橋立寺や駅前の湧水をゆっくり見ながら駅についた。