白兎海岸と白兎神社
地図
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白兎神社
白兎神社(はくと神社)
9号線をはさんだ反対側の岡にある白兎神社は、白兎を助けた大国主命と八上姫の縁を取り持ったと伝えられる縁結びの白兎神であり、さらに日本治療発祥の神とも伝えられている。
近くには天然記念物「ハマナス」自生南限地帯がある。

淤岐ノ島
神社には淤岐ノ島に流された白兎が陸地に帰ろうとして欺いたのは、陸の和邇(ワニ・渡来人)とあり、近くに兎が身を清めたと言われる池もある。
古事記による大国主命
白兎を助けた時の大国主命は、未だオオナムチの神(大己貴神)と呼ばれていて、兄達が因幡のヤカミ姫(八上比売)へ求婚の旅に出かけた時に荷物運びを命ぜられた。先を行く兄達に皮を剥かれた白兎が海水で体を洗えと嘘の処方をおしえられて苦しんでいると、後から来たオオナムチの神が体を真水で洗って蒲の穂綿につつまるように教えられて楽になったと言う。八上姫は兄達の求婚を断り、後に大国主命にとついだがその時にはすでに先妻がいて嫉妬に悩まされたと言う。

鳥取市白兎613 H25.2.20 改定

白兎海岸(はくと海岸)
因幡の白兎神話で知られる白兎海岸は、鳥取砂丘の一部でその最西端にあり、山陰ジオパークの西端でもある。
白兎が島から本土に渡るために、ワニを騙して並ばせたと言う淤岐ノ島は海岸の直ぐ近くにある。当時はサメをワニと呼んでいたようだ。

白兎海岸の地図
ハマナス自生南限地帯表示がある。
白兎が流された島。
白兎が身を清めた真水の池。
大国主命と八上姫の砂像