柿本神社月照寺
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地図
柿本神社は明石天文科学館のすぐ北にあり、右下の写真のように門の南前に天文台の塔が聳え立つ。
松本清張の「Dの複合」は35の数に関係がある所が事件に繋がるという推理小説で、この中に登場する人丸神社はこの柿本神社のことで、その拝殿の中に36歌仙の奉納額があり、実際は小野小町が欠けているので35歌仙で、さらに明石天文科学館も東経135度にあり、どちらも35に関係すると書いている。
しかし36歌仙は実は西隣の月照寺にあり、掛け軸の画として残っている。
月照寺は空海が822年に明石城本丸の地に建立したのが始まりで、明石城築城時に現在の地に移った。
法隆寺・百済観音の作者、止利仏師作と伝えられる安産守護の千体地蔵尊がある。