鹿ヶ谷(シシガタニ)山荘
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地図
平家物語の中の鹿ヶ谷
1177年、藤原成親、西光、俊寛ら後白河法皇の側近が、京都・鹿ヶ谷の俊寛の山荘で平家打倒を密議し、多田行綱の密告で発覚して捕縛され、俊寛らは鬼界ヶ島(現・鹿児島県硫黄島)に流されたことで名高い。
室内は中央がハリむき出しの吹き抜け構造で、席が左右に段違いに配置されている。
現在の鹿ヶ谷山荘
平成3年に新たに建てられた和懐石茶屋。
世界各地で巡り合った調度品をさりげなく、長押やハリの上などに配した静かな佇まいである。
食事・駐車場は要予約。
京都市左京区鹿ヶ谷徳善谷町4−16
tel:075−751−2304

山荘入口の景色。
玄関口から見た前庭
哲学の道
南禅寺・銀閣寺間の疎水に沿って続く哲学の道の中ほどに山荘の登り口がある。
現在は観光客が多くて、西田教授のように思索しながら歩くことなど思いもよらない。