史記 扁鵲伝より (約2千年前の歴史書) |
風邪のツボ
東洋医学では風邪をふうじゃといい、風が持つ邪気が風門より体に入り、病気になると考えられています。この邪気が入ってくる門を風門ふうもんといいます。
この門に、貼るカイロで蓋をして邪気がそれ以上入らないようにしてあげてみて下さい。
風邪の初期だったらこれだけで、治ってしまうはずです。
肩甲骨の少し上、真ん中から3から4センチ外側左右。・・・ここが風紋。
その平行線上の肩甲骨の外側が、へい風、首筋にあるのが風池ここも風邪から来る首筋の張りや凝りにいいツボです。
漢方香油療法とは
東洋医学とは、鍼、灸、按摩指圧、漢方薬により体に流れる 気、血、水の流れを良くする医学です。
しかし、鍼や灸は怖いと感じる方が多く、按摩指圧は刺激が長続きしない短所があります。
また漢方薬は、厳密には医師か薬剤師しか処方できません。
漢方香油は、漢方薬の香り成分をキャリアオイルに添加した、気、血、水の流れを良くする東洋医学の新しい方法です。
つまり、飲まずに体に塗ることにより、ツボを刺激し、気、血、水の流れを良くするのです。
漢方香油の種類は約30種類ですが、合剤すると何百種類の漢方香油になり、一人一人オリジナルになります。
また、その日の状態にり、証(東洋医学的診断法)が違えば、漢方香油も違ってきます。
漢方香油の選択は、嗅覚刺激による防衛反応の有無で判断します。簡単に言うと脳が良いと判断するか否かと言うことです。この方法は言葉をしゃべれない子どもでも有効ですし、自分の気がつかない不調も解ることがあります。
漢方香油及び漢方香油療法は当院オリジナルです。東洋医学を経験したいけど鍼や灸は怖いと言う方にお勧めです。
(漢方薬とは基本的に傷寒雑病論という後漢時代(約二千年前)に書かれた書物に書いてある、生薬(一つ一つの薬草は生薬とよびます)のブレンドによる一つのユニットとして処方です。葛根湯と言う漢方薬は、二千年以上前に葛や生姜などの生薬をある一定の分量でブレンドし、ひとつの葛根湯証のための漢方薬としてできた物です。ですから漢方香油は葛根湯香油になります。)
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