健康維持のために

健康コラム



  人間万事塞翁が馬、病気やけがは幸福へのステップ

昔、あるところに運命判断の上手なおじいさんが住んでいました。
おじいさんは一生懸命働いて馬を一頭買いました。しかしある時その馬が柵から逃げてしまいました。
隣のひとが慰めると、おじいさんは「いやいや、これも運命、そのうちにいいことが起こるよ」とあまりがっかりしません。
おじいさんは、ふてくされたりせず、その日から馬を探しに毎日遅くまで、歩きまわりました。
何ヶ月かたったある日、湖のほとりでやっと自分の馬を見つけました。しかもその周りには、何十等もの野生の馬がいました。おじいさんは、その馬を引き連れて家に帰ってきました。それを隣の人が見て、おじいさんを褒めおだてました。しかしおじいさんは、「これは気を引き締めないと、災いが訪れるかもしれん。」となおいっそう、まじめに働きました。
しかし息子は、いい気になって馬を乗りまわしていました。はたしておじいさんの言ったとうり息子は、馬から転落し、片輪になってしまいました。
働き盛りの息子が、けがをして暮らしは大変ですが、「これは良い事への、布石じゃよ」といって、息子の分もいやな顔せず働きました。そのうち大きな戦が始まり、村の男たちは、みんな戦場に借り出され、そして一人として帰ってくる者はいませんでした。
しかしおじいさんの息子は、体が不自由なために戦に行かず、命もとりとめました。息子もそれからは、良いことが起これば気を引き締め、悪いことがおきたら良い事への布石と思うようになり、まじめにこつこつと働くようになりました。

これが、人間万事塞翁が馬のことわざのいみです。少し脚色してありますが、同じ意味のことわざに、禍福は糾える縄の如し、と言うのもあります。
しかし前者と後者の違いは、災いや福を受身のままにしておくか、そこから何かを学び取るかの違いだと思っています。
すなわち病気になったり、けがをしたりした後にそこから何を学び取るか、またその疾病を良いことの布石にできるかと言うことです。
むかしインターンをしていた頃の話です ある奥さんが足を捻挫して、旦那さんに手を引かれ来院しました。彼女は全盲だったのです。それも失明してから2年ほどの、いわゆる糖尿病性網膜症のための失明だったのです。ですから失明したばかりの頃は一人では何もできなく、そのため旦那さんは会社を退職し奥さんの世話をしているそうです。しかしその奥さんは明るく冗談交じりに、「失明する前は、旦那は会社人間で、家庭の会話もほとんどなく、家庭内別居みたいだった。でも失明してからは、人の目を気にせずに手はつなげるし、いつも一緒にいて話し相手になってくれる。」とほんとにうれしそうに話すのです。そのとなりで旦那さんはただニコニコしていました。
この奥さんは、目が見えなくなった変わりに、精神的な幸福を手に入れたのです。人生の幸せは、お金だと言う人もいるでしょう。愛だと言う人もいるでしょう。どれが正しいか間違いかは、私にはわかりません。しかし人間は、幸せになるために、幸せを求めて生きていく生物です。幸せとは、快か不快かであり、脳には快、不快かを見極めるセンサーがあります。自分が疾病にかかった時こそ、不快な時こそ快が良くわかるのです。快の方へ進める、分岐点なのです。

アレルギーについて

体には、ウイルスや細菌といった異物を排除しようとする、免疫反応という防御力があります。この免疫が過剰に反応することで、不快な症状が現れることを、アレルギー反応といいます。
花粉症やじん麻疹、アレルギー鼻炎、食物アレルギーなどはすべてアレルギーという免疫反応です。多くのアレルギー患者さんを東洋医学的に診ると、花粉症、アレルギー鼻炎、などがある方は、かならず食物アレルギーも出ています。
ですからアレルギーを起こしやすい食べ物の摂取を控えるだけで、アレルギーの症状は出にくくなります。つまり体に持っているアレルギーに対するキャパシティーを許容範囲以内に抑えると言うことです。アレルギーの起こしやすい食物として以下の物がありますが、
どんな食物がアレルギーを起こすかは、実は食べてみないとはっきりしませんし、体調によっても変わります。
ですが、人間の嗅覚と言うセンサーは、アレルギーや体に
不利益な匂いの情報に反応し、教えてくれます。食べる前には必ず香りを嗅いでチェックする習慣をつけ、必要な物と不必要な物を選別してください。また、成長期の子どもの食物制限は注意することが大切です

表示を義務付けるもの
(5品目)

・小麦・卵・乳製品
・そば・落花生(命にかかわる症状がある。特に留意が必要)

表示を奨励するもの
(
19品目)

・アワビ・イカ・イクラ・エビ・カニ・サケ・サバ・牛肉・鶏肉・豚肉・くるみ・大豆・松茸・オレンジ・キウイフルーツ・桃・やまいも・りんご・ゼラチン。

新しく加わった食品

バナナ











豆類全般(大豆、ナッツ類、たね、ごま、とうもろこしなど)

果物全般

野菜(きゅうり、うり、たけのこ、山芋、サトイモ、菜の花、生しょうが、生にんにく)

卵 (生、半熟、)

魚卵(イクラ、うに、たらこ、数の子)

乳製品(子供に多い。大人は少ないがまれに大人でも起こります)


整形外科と整骨院の違い

整骨院とは、国家資格の柔道整復師による、骨や筋肉、靭帯などの外傷(けが)の専門家です。昔は整形外科が不足していたため、けがと言えば「ほねつぎ」と言われていました。しかし現代は整形外科の数も増え「整骨院て何するところ」「おじいさん、おばあさんの行くところでしょ」などと言うひとが増えて来ました。
では、なぜ整骨院は無くならないのでしょうか?整骨院に掛かった事のある方は解るでしょうが、それは整形外科とは違う特徴があるからです。基本的には柔整師の医学は西洋医学であり、何処の整形外科に行っても何処の整骨院に行っても同じ診断や処置になるでしょう。しかし治療法となると話が違います。
例えば、ぎっくり腰と言うケガがあります。診断名は腰椎捻挫であり、冷湿布と安静が基本です。つまり何処へ行っても同じ事と言うことです。(MRIやX線で異常がない場合)しかし、そこからが整形と整骨院とが違うのです。整形外科ではその捻挫の状態なら安静と湿布で十分と判断したわけです。これは患者が年寄りだろうが子供であろうが、またスポーツマンであろうが主婦であろうが捻挫の状態で判断すれば同じなのは間違いありません。しかし実際問題として、安静が容易な人無理な人、年齢の高い人低い人、また痛みに強い人弱い人等色々な人がいます。ですから整骨院では、その人に合った治療や指導をします。
そこが大きな違いと言えるでしょう。つまり患部を治療するのでなく、患者さんを治療すると言うことです。
患者さんに合う治療といってもたくさんの治療法があり、そのため整骨院により治療方法が違って戸惑う方もおられますが、基本的にどれも代替療法と言われる、WHOでも効果が認められた治療法が基本です。(東洋医学を基本としたテープ療法や指圧、整体)中にはあまり知られていない治療法もありますが、基本は東洋医学やカイロプラティク、ア−ユルヴェーダー、アロマテラピーなどの代替療法の変形した物です。
当院では主に東洋医学療法により治療いたします。私も色々な治療法を試みましたが、患部を診るのでなく患者を診ると言うことで一番理にかなうのは、東洋医学であるとの結論に至ったからです(東洋医学については別のページで)。では整体院やカイロプラティク院も同じかと言うとそれは話が違います。国家資格により認められているのは、柔整、按摩、マッサージ指圧、針灸などでカイロや整体は国家資格ではありません。中には国家資格のいずれかを持ち営業している方も居られますが、ほとんどが無資格者であり最低限の医学知識もない者がほとんどです。しかしカイロや整体が効果がないわけではないので、整体で治った、カイロで治ったと言う人がいても不思議ではありません。無資格であろうとその先生を信頼していると言うのであれば問題ありませんが、これから西洋医学以外の代替療法を試してみたいと思うのでしたら、国家資格のある整骨院か治療院へ行って下さい。


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