福島城跡 |
福島城は、十三湊の北岸標高20メートル程の大地上に位置する。城郭は一辺約1キロメートルの三角形をしたもので、総面積62万5千平方メートルの壮大な規模で内郭と外郭からなる。内郭は一辺200メートル四方の規模で、土塁と堀によって区画されている。 この福島城は安東水軍により栄えていた時代に世界中の国とここを中心に貿易を して、その国々の人の異人館があり、キリスト教会があったり した場所だともいわれている。 しかし、城の機能と城主は不明である。十三湊・日本海を一望でき、城としての立地条件から安東氏(安東水軍)との関係は相当強いと思われる。 《所在地》 青森県北津軽郡市浦村相内 |