8.色彩とマチエール
彩度、明度の適性値は? 刺激の強い色彩は?弱いものどうしの差を区別できなくしてしまう。弱い素粒子は エネルギィーを磨増す。
*飽和度と彩度を考える
b
*浅い川を流れる水のように、清らかで軽く。
作家の好きな色だね。と言われてきた過去に対して、色とはそんな単純なものではない。
好きな内は 色の使い方などを展覧会などの作品から研究して自分のものとする努力。
しかし、自分の色とは成り切れない。それでも良いかと思うけど 決して、安定はしない。
普遍性は どこえやら、結果的には 色彩理論を研究せねばならない。
物理学的、心理学的、量子色力学的等研究せねばならないことの多かった事。その結果、たどり着いたのが 最も良いと思われる色彩、
それは「ゲーテの推薦色」や、専門家の推薦する色など、それを基準として、色彩を選び、不足するものを、加えて行ったのです。
明度、彩度はバトルソンの見栄「明度7.5と5.5」「彩度3」を引用しているのですが、色を作るのに大変難しいのです。
色見本は ほとんど参考程度、確定しないのです。
時代の進化によって、彩度が徐々に高くなってくるとも言われておりますので、適正値は 確定しょうがありません。
しかし 彩度を無くすことは 上品さとか 見栄の快さを損なうことになってしまうと思います。
どこまで 彩度を残すかが 問題です。
カンバス全体における色彩のレイアウトは 千々岩英彰教授の理論を参考にし、色彩も見えは 心理学的アンケートの結果を踏まえております。
輝度~出きるだけ色の混色をさけ 補色等は 重ね塗りとしているのですが、設定する事に 今だ苦労をしております。
(白黒の如く、大差のある事は ニュウトリノの性質にも反し、飽和度を弱める事と成ると言う事でしょう。)
伊勢神宮、桂離宮に見られる茶室の建築、旧金閣寺の建築は ギリシャ建築やキリスト教の教会堂などと比べて、軽く、軽く、何の重みも感じられない
あっさりしたものが感じられる。
日本人の美の理想は 芭蕉にいわしむれば、浅い川を流れる水のように
あくまで すがすがしく、清らかで軽く、滞りなく、明るくて さやけさとでも言うものが 美しいとされるのである。
もったいぶったものは それが、ちょっとであっても 臭みとか、重みとか言って嫌うのである。
さらさらとながれる「仮名書き」の字の美しさ、実に寂かに軽く、宇宙の今とここに静まり返っているといった感じで そこにあるのである。
①色彩論 明るさの対比が極小の場合に極大となる
② クオークの色 ~赤色を帯びたグルーオン
③色は自分でつけてみる~自然そのものには色もない。
④完全な純色よりやや彩度を落とす表現力をたかめる。人間の心理の最も深層を象徴する色
⑤人間が灰色の人生の曖昧さを受けいれる黒は 有彩色を輝かせる
⑥色彩技術 白や色の混色を出来るだけ、避ける。
⑦色の好み 軽さ、弱さ、複雑さが好まれる。
⑧色の考え方今世紀の絵画は 色より形を重視する傾向が強い。
⑨絵画技法と耐久性
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